「孫子の兵法」がわかる本 三笠書房 電子書籍 の感想

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タイトル「孫子の兵法」がわかる本 三笠書房 電子書籍
発売日2013-11-11
製作者守屋 洋
販売元三笠書房
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 人生論

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 孫子の兵法の全解説ではなく、一部についての解説。中国の故事(毛沢東やら三国志やら)のエピソードも引いて、孫子の兵法との関わりを説明している。
 孫子は、勝算がなければ戦うべきでない、という。兵士の勇戦敢闘に期待をかけ過ぎない。リーダーと補佐役の信頼関係ができていれば強い。リーダーは干渉しすぎてはいけない。「人を疑わば用いず、人を用うれば疑わず」
 強い組織は、組織管理(統制)がしっかりしている。「勢い(押せ押せムード)」と大事にし、主導権を握る(相手にペースを握らせない)。兵士の勇戦敢闘に期待しすぎてはいけないが、勢いに乗れば兵士は思いもよらぬ力を発揮する。バイオリズムを考慮せよ、ということか。
 敵の堅陣を攻める(正攻法)よりも、敵の弱点(たとえば、別の拠点)を攻めることで敵から戦いを挑ませ、こちらのペースで戦を仕掛ける、敵の弱点はなにか、何をされるといやなのか、どうやったら相手のペースを崩せるのか、ということにかなりのポイントを置いている。
 将は冷静であらねばならない(必死になってはいけない)。部下を必死にさせることが将の務めである。賞罰は、地位の高い人を処罰し、地位の低い人を賞する方が効果が高い。特に、罰は厳正に。賞の乱発は組織に甘えを生む・・・などなど。

世界の戦争戦術、戦略家に限らず多くの指導者が愛読した兵法。
混迷の今、経営戦略に限らずあらゆる問題に直面した時に役立つ歴史の中で生まれた最高の知恵。生きている限る、毎日大小さまざまな勝負に遭遇する。そんな時に役立つ孫子の言葉を原著と訳 そして解釈を適用を載せた非常に解りやすい読み物。

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