殉愛 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル殉愛
発売日2014-11-07
製作者百田 尚樹
販売元幻冬舎
JANコード9784344026582
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

本当は★なんて一つも付けたくない。
Amazonさんには★ゼロ評価を作って欲しいです。

ノンフィクションを謳う価値なしの、嘘だらけ、悪意に満ち満ちた下品な文章の羅列、文字を追うのさえ苦痛です。
百田は即座に筆を折り、さくらは直ちに打越氏への訴訟を取り下げて、これまでの顛末を明らかにすべき。
このようなモノを世に出した幻冬社と見城は、1日も早く謝罪し全ての本を店頭から引き上げ、購入者からの返品返金にも応じるべきです。
それ位重大な過失がコレにはあります。

今まで読んだ中で最低最悪。
読書好きの者にとっては、本とさえ呼びたくない代物です。

読後感  これってなに?という感じでした。感じ悪いです。全てが。
内容もストリーも、ハーレクイン・ロマンスのほうがよっぽどましです。
今回のことで、社会がお金のこと優先で回っていることがよくわかりました。殉愛→お金に対しての殉愛
みんなずるいな~   作者の先生は自分のほうに正義があるような 言動が目立ちますが
どうせ自分の事しか考えていないんでしょうね。さくらさんさくらさんと言うけど 結局自分大事でしょう。
この本の出版社  週刊誌(百田先生よりの)の出版社 テレビ局も 結局みんな「金目でしょう。」

いろいろ話題になっているので、書店で立ち読みしました。
私は医療関係の仕事をしてますが、まず一人の患者のために患者の資産を使って高価な医療機器の導入を検討する病院、というのがありえません。
高価であるほど稟議を通すにも時間がかかるため、時間が勝負の患者の治療としては非現実的です。
故・十八代目中村勘三郎丈のように、その機器のある病院への転院を検討するのが妥当です。
この点だけでも荒唐無稽で、ノンフィクションを謳うには疑わしいです。
だからこそ裏付けをしっかりとらなければならないのに、それもしていないと豪語する百田氏。物書きとしての良心がみじんも見えません。
ホテルの部屋で妻によるチューブの抜去もありえません。ただもしこれが事実なら、たかじん氏の体調悪化に関与している可能性は小さくないかもと、その後の金銭がらみの報道を見ると考えてしまいます。
そして例のたかじん氏の娘さんと、元マネージャー氏の一方的な断罪。
読み進むうちに気分が悪くなり、時間の無駄と切り上げました。

ちなみに立ち読みした書店では古書も扱っているのですが、百田氏の著書が古書エリアにたくさんありました。
読者を愚弄した代償は小さくありません。

かの横山やすし師匠の晩年は不遇でしたが、没後は迷惑をかけられた家族や相方西川きよし師匠、プロダクションなどにお返しをするがごとく、今でも多額のお金が動いてます。
しかしそれでも『やすし利権』を主張する者はおらず、みんなでやすし師匠を偲んでいます。本も古川嘉一郎氏をはじめ多くの方が書かれましたが、このような後味の悪い本はありませんでした。
一方、富と名声を手にしたはずのたかじん氏は、没してなお『たかじん利権』を独占しようとする人達の餌食になっている印象が否めません。
あれだけ愛された人なのに、みんなでたかじん氏を偲べないのは悲しい事です。

本文から、
たかじんのフェイスブックに書き込まれた怪しい記事について、さくらが「どこから書き込まれたのかは調べられるよ」と言って、アクセスポイントを調べ出している。

・さくらは「やしきたかじん」を知らぬまま 彼と会った とされているが、
アクセスポイントを調べるスキルのある者が、FBで知り合い、対面の当日迄にネット検索すらしていないとは、不自然極まりない。
・更に、公表された、たかじんが書いたとされる大量のメモについても、さくらの筆跡の癖がところどころに散見され、怪しさ満載。
・年齢は32歳と書かれているが、自身のブログに2010年当時アラフォーと記しており、これも不可解。
・X’masにたかじんと対面を果しながら、来日したイタリア人夫とも仲睦まじい時間を共に過ごしている。
・遺言をビデオにまで収めて、その5日後 たかじん逝去。
・遺産10億の内、2億寄付先の大阪市は、寄付の事実はないと否定。

本の内容とは整合性がとれない点が多すぎて、何から何まで腑に落ちない気持ち悪い感覚だけが残った。
たかじんの生き方・美学からして、こんな展開は決して望んでいなかっただろう。

百田氏は、一体何を思いながらこの作品にとりかかったのだろうか?
稚拙な手法で、大衆を欺き丸め込もうとするふてぶてしさに驚駭を憶える。

いや、視点を置き換えると、あからさまな相違点を浮き彫りにして、事件性を世論に訴えたかったのか? 

喪も明けてないのに本を出しますか?
それがすべてを物語っていると思います。

おそらく、判断を保留にされている方は、イタリア人男性との結婚歴についても根拠のない噂レベルだと思っておられるのではないだろうか。
ネット上では、疑惑の「イタリア人男性との結婚生活を綴った女性の写真」も見ることが出来るが、本人の写真も愛犬の写真もどう見てもそっくり。これが他人の空似とは考えにくい。
そしてこの女性がイタリアから帰国した時期、「父親の看病」を始めて「夫」の待つイタリアへ戻らず日本に留まった時期が完全に符合する。
以上からこのブログの女性が渦中の妻と同一人物と判断してブログの内容を検証すると、この人物のひととなりが見えてくる…。

百田氏は酷評に対し「何の根拠もない誹謗中傷だ」と怒っておられるが、みんな「根拠」に基づいて批判してるんだと思いますよ。
で、百田氏は果たしてこれらの事実をどこまで把握していたのか?
嘘を混ぜていたのは話を面白くするためだったとしても、嘘がバレてしまった以上、
本当はどうだったのかを語らないと、本の全部が嘘臭く見えてしまうのは当たり前でしょう。
たとえ本当に一部は真実だったとしても。

東京生まれだが、大阪に出てきた時たまたまデパートの中で
たかじんさんが公開番組をやっているのに出くわしました。昔の話です。
何度も自分と目が合うのです。たかじんさんが微笑みかけてくれました。
気のせいだったのかもしれないけど、それだけ周囲に気を配り
「この人とはずっと前から知り合いだった」ような感覚を持たせてくれる。
さくらさんも彼のそんなところに惹かれたんじゃないでしょうか。
財産目当てとか誹謗中傷も多いですが、なかなか介護って大変ですよ。
たかじんさんが最愛の女性に資産を残す、別に良いじゃないですか。
この本がフィクションだろうと何だろうと感動し共感できました。
印税狙いと思われる方は読まなきゃ良いだけです。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

殉愛

アマゾンで購入する
幻冬舎から発売された百田 尚樹の殉愛(JAN:9784344026582)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.