新しい文学のために (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | 新しい文学のために (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大江 健三郎 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004300014 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 文学理論 |
購入者の感想
「文学とはなにか、文学をどのようにつくるか、文学をどのように受けとめるか、生きて行く上で文学をどのように力にするか」
ということについて、徹底的に問いつめる形で文学論が展開されます。
本書は16章立てですが、各章とも大学での文学論講義を受けているかのような濃密で刺激的な内容になっており、どの章も気が抜けません。
基本的には文学の方法論という形で議論がなされていきますが、その根底にあるのは
「文学は根本的に人間への励ましをあたえるものだ」
という考え方。
本書の読者は、文学を読むこと・書くことと、ひとりの人間として生きていくこととの関係をいやでも問い直すことになるでしょう。
素晴らしい本です。
ぜひあらゆる人に読んでいただきたいと思います。
ということについて、徹底的に問いつめる形で文学論が展開されます。
本書は16章立てですが、各章とも大学での文学論講義を受けているかのような濃密で刺激的な内容になっており、どの章も気が抜けません。
基本的には文学の方法論という形で議論がなされていきますが、その根底にあるのは
「文学は根本的に人間への励ましをあたえるものだ」
という考え方。
本書の読者は、文学を読むこと・書くことと、ひとりの人間として生きていくこととの関係をいやでも問い直すことになるでしょう。
素晴らしい本です。
ぜひあらゆる人に読んでいただきたいと思います。