西行 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | 西行 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 英夫 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004302773 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 和歌・俳諧 |
購入者の感想
「願はくは 桜の下にて 春死なん そのきさらぎの望月のころ」
この歌を中心に、西行の死生観を考察するのがメインです。
この歌の言葉の響きだけでも何となく、良い。と感じることができますが、この本の解釈をじっくり読むと、改めて 西行の歌の中にある生と死、無と無限、などの価値観がわかり、じんわりとした感動がひろがります。西行の経歴や、死後に残された『西行の出てくる民話』などについても触れているので、まじめな西行入門として良いです。
この歌を中心に、西行の死生観を考察するのがメインです。
この歌の言葉の響きだけでも何となく、良い。と感じることができますが、この本の解釈をじっくり読むと、改めて 西行の歌の中にある生と死、無と無限、などの価値観がわかり、じんわりとした感動がひろがります。西行の経歴や、死後に残された『西行の出てくる民話』などについても触れているので、まじめな西行入門として良いです。