25 years of the fighting men’s chronicle 劇場版 エレファントカシマシ ディレクターズカット [DVD] の感想

アマゾンを長く利用してきましたが、初めてレビューを書いています。
長文になりますが申し訳ありません。

実は最近テレビで放送されたテレビ番組でエレカシを見て、
雷に打たれたような衝撃をうけてファンになりました。
36年も生きてきたのに、今までどうしてファンにならなかったのか自分でも不思議です。

もちろんヒット曲は知っていたし、名前も知っていたけど、なぜかファンになるきっかけがなかった。
たぶん、20代や30代前半は若くて不安になることも少なかったからエレカシの詩が
心に引っかからなかったのかもしれません。迷うこともなく突き進んできたので。
でも30代後半になってちょっと不安に思うことが増えて、人と比較して悲しい気持ちになることが
増えているのかも。そんな心の隙間に、エレカシの曲が入り込んできた感じです。

テレビで真剣に歌う宮本さんの姿と、メンバーの演奏を聴いてすごく感動しました。
何かに突き動かされるように慌ててアルバムやDVDを購入。
そして、このDVDもどうしても見たくて買ってしまいました。
1カ月で随分とお金をつぎ込んだような気がします。

でもアルバムもDVDも購入して本当に良かったと思っています。
歌の歌詞に込められる思いの強さが、どうして生まれてくるのかが少しわかったような気がしました。
全てのメンバーが全身全霊で曲を作っていることが良く伝わってきました。
そして、他のバンドや歌手の人たちにも共通することだと思いましたが
人の心を動かす曲を作るということは、決して容易なことではないと感じました。

それから、このDVDの中には私が長年大好きなスピッツのマサムネさんのインタビューが入っていて
これも嬉しかった。エレカシが気になり始めてすぐに、どうして気になるのかを考えました。
スピッツとエレカシさんが同じ世代であることがわかり、もしかしたらと思ってネットで検索したところ、
マサムネさんがエレカシのファンだと知りました。