LOVE SONGS の感想

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参照データ

タイトルLOVE SONGS
発売日2014-10-01
アーティスト馬場俊英
販売元ワーナーミュージック・ジャパン
JANコード4943674196210
Disc 1 :さがしもの
アイルビーバック
思い出のレストラン
最後まで -Album version-
ラストフライト
ラストショー
はなればなれ
金曜日の天使たち
風になれ
風の中の I Love You
一番星
今夜
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

2011年10月26日リリース。現代ジャズ界で屈指の実力を持つブラッド・メルドー(こんな言葉では言い表し尽くせないが・・・)と、現代クラシック界でメゾ・ソプラノと言えばアンネ・ゾフィー・フォン・オッターとも言えるぐらいの存在である二人が全く新しい分野に挑戦したアルバムである。CD1は、全曲ブラッド・メルドーのオリジナル歌曲、それをバッハからマーラーまで幅広く歌っているアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが歌うのだから、二人のほぼ全ライブラリを持っているぼくとしては聴かずにはおれないアルバムだ。

まず先に書いておきたいのは二人の自身の分野をジャズ・クラシックに縛り付けない挑戦姿勢だ。このアルバムとほぼ同時にリリースされた『Modern Music』でブラッド・メルドーはオーネット・コールマン、フィリップ・グラス、スティーヴ・ライヒの作品をリリースしている。一方、アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの方はこれまたロック界の才人エルビス・コステロとアルバムを作っている。こういう挑戦的姿勢が素晴らしいし、選ぶ『相手』が素晴らしい。お互いがお互いの分野の音楽を深く聴き込んでいなければ選ばない『人選』だ。

そして聴く方も彼らの全ライブラリを聴いた上で聴くとより感慨深い。ヘンデルのMarian Cantatas & AriasやマーラーのDes Knaben Wunderhornを歌っている彼女がここで歌っているのだ。それを『The Art of the Trio』の左右非対称に音をチャンク(塊)にして、二人格で進行するピアノを弾くブラッド・メルドーが支えているのだ。もう奇跡としか思えない。実に通好みの深い作品だ。

これからも二人の作品から眼が離せない。伝説になりそうなアルバムである。

以前に購入して、気に入ってたんですが、久しぶりに聴いて、やっぱりいいわと実感しました。ロックの人のようですが、ラブソング集だけあって、バラード調の曲が多いし、おそらく耳馴染んだ曲も多いと思います。
ユアソングは、以前イグアナの娘という漫画をドラマ化した番組で流れていた曲。先日結婚したウィリアム王子の母ダイアナ妃が亡くなった時、マリリンモンローにささげられたという曲も入っています。どの曲も対訳して確認したわけではないけれど、意味が込められた素敵な楽曲ばかりです。声も誠実な感じが伝わってきます。

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