キヤノン FINE カートリッジ BC-310 ブラック の感想

プリンタでは儲からないから、インクカートリッジで稼ぐ
というのは商売として理解できますし、やむをえないとも思いますが
３１０にしろ３１１にしろやっぱり値段が高い。
そしてみなさんが書いていらっしゃるように、おどろくほど早く
「！ インクが残り少なくなっています」などと表示されます。
が、実はまだまだ印刷はできます。

３１０の総重量は新品時で約４０グラム。
完全に使い切った状態では２５グラムでしたから
約１５グラムのインクが詰まっていることになります。
印刷をしていて、「！」が表示された時の重量が
約３０グラムでしたから、まだ３分の１の残量があるわけです。
（３１１では新品で４２グラム、使い切って３０グラム）

プリンタの「ユーティリティ」の「特殊設定」で
「インクの乾燥待ち時間」を長めに設定して
プリンタに送信して、時間をかけて印刷をすれば
「！」の表示が出るまでの印刷枚数が増やせますし
表示が出てからもかなり印刷できます。

「乾燥待ち時間」を短くして早く印刷しますと
逆に早く印字がかすれるようになりますよ。
なにしろ「高い！」ですから、時間をかけてでも
無駄なく最後までインクを使いきりましょう。
もちろん最初から乾燥待ち時間を長めに設定することを
おススメします。

ワードのテキスト（文字は黒）に１つか２つオートシェイプで
絵が描いてあるプリントなら、「！」表示が出てからでも
Ａ４で１００枚以上印刷できました。

印字がかすれたらストップしてカートリッジを交換すれば
かなり無駄を節約できるはずです。

で、使い終わったカートリッジは小・中学校で
ベルマークのように集めていたりしますので
私は溜めて持って行っています。