まちづくりと景観 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | まちづくりと景観 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 田村 明 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004309857 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
東郷和彦著「戦後日本が失ったもの」で紹介されていたので読んだ。チェコなどの中欧の街は、数百年も前の建物を維持しつつ、人々は現代的な生活を送っており、それぞれの街は個性のある「美しい街」である。反対に東京近辺の街には、個性や秩序がなく、「美しい街」を探すのが困難。この点について著者は「ヒトへの優しさが減ったのではないだろうか。ヒトへの無関心は地域への愛情を育てない。優しい心が薄れたことが、「まち」を美しくなくした大きな原因のように見える」と指摘。