語り遺す 戦場のリアル (岩波ブックレット) の感想

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タイトル語り遺す 戦場のリアル (岩波ブックレット)
発売日販売日未定
販売元岩波書店
JANコード9784002709543
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

67人の体験者が渾身の思いで伝える、と帯にある。伝える目的は、戦後が未来へ続くため、とある。
取材班は、20〜30代を中心に50人の記者が担当したという。その代表者、阿部拓郎は1971年生まれ、日向一宇は1972年生まれ。
戦後80年の節目には、もう話を聞くことは叶わない、という思いで取材したと、「はじめに」に記している。
取材当時、76〜106歳の67人の言葉、今まで生き続けてきた言葉が、若い記者たちの見つめる眼差しによって甦り、ここに文字となった。
10年後では思い出したくもなかった、20年後でも、沈黙だった、長い間心の地獄に潜んでいた「あの時」が取材記者の熱意によって開かれた。
第1部は「海外の戦場で」第2部は「戦場となった日本」。
76〜106歳に含まれる年代の者として、どっと肩の荷がおりた。
重い荷を下ろしても大丈夫なんだ、という安心感に包まれた。
真っ当に戦争と平和に向き合い、未来を愛する世代が後に続いているんだ、という安心感である。

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