究極のグローバル節税 (黄金律新書) の感想

アマゾン、スターバックス等々の身近な企業を例に、国境を越えて国と国の税制の違いを利用しての節税方法について説明しています。基本的な概念も簡単に説明されており、概括的な理解を得るのに適していると思います。国際税務の本となると500ページを超える大冊で、条文やTreatyに終始して、結局なんだったのと言うものが多いが、本書は内容がクリアーです。

グローバル企業の租税回避スキームの紹介本
スキーム図の羅列
会計業界はグローバルの世界ではローと違い寡占化してるのでPWCなどが組むのだろう
参考になったのは233pの法人税20%以下の国を纏めた図表
ケイマンは０　シンガポール17% 香港16.6%とシンガポールが意外に高いこと
やはり国家のメンテナンス費用が掛かるのだろう