[新装版]国難の正体 ~世界最終戦争へのカウントダウン の感想

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参照データ

タイトル[新装版]国難の正体 ~世界最終戦争へのカウントダウン
発売日販売日未定
製作者馬渕 睦夫
販売元ビジネス社
JANコード9784828417776
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

日本が生き残るためには、その独自性と知的レベルを維持し、愚民化に対抗しながら生きていかねばならない。謀略論をそのまま信じてはいなが、グローバリズムをいかに日本的に活用、利用していくかの戦略ははっきりさせなければ大きな波に飲み込まれる。最近になってやっと出版されている書籍から戦後の自虐的ムードがいかに作られたか、また愚民化、無力化、言語空間の破壊等を推進した陰の勢力がはっきりわかってきた。平和ボケした人には分かりにくいかもしれないが、意図的な新聞報道に騙されず、確固とした視点を持ってほしい。幸いにして最近日本人の意識が少しずつ変わってきているのを感じる。その変化を感じ取れなかった朝日新聞は悲しい。

本書は、陰謀論ではなく、外交のプロに依るウクライナ情勢などの分析が鋭利である。ウクライナ危機は、そもそも2014年2月に、アメリカがスボボダなどのグラディオ作戦期から蓄積したNATOに於けるネオナチ傭兵集団を、ウクライナの反政府勢力という役柄で操作して、大統領府を占領し、親露派のヤヌコビッチ政権を転覆したことに端を発しているし、それがロシアの介入を招いたし、マレーシア航空機撃墜という親露派対策の工作をも招いたのである。大本の対立は、ウクライナのEU加盟の是非であり、ロシア系住民の多い親露派の東部に基盤を置くヤヌコビッチ政権がその調印準備を凍結したことが、アメリカと欧州帝国主義の露骨な謀略を招いたのである。ちなみに、全米民主主義基金 (NED)はこのウクライナ危機だけでなく、アラブの春、ひまわり運動、傘革命でも暗躍しています。馬渕さんの以下のテーゼは、この全米民主主義基金 (NED)が率先して組織している偽善的な平和的デモ運動のとんでもない正体を見破る上で重要な命題です。しかも、ひまわり運動でも、傘革命でも同様の瓜二つの現象が確認できます。

馬渕さん:(中略)2010年になって突然チェニジアを皮切りに「アラブの春」と呼ばれる「民主主義運動」が発生します。しかし、私には、土着的な住民運動のようには思えないのです。やはり、これらの運動を主導したのはアメリカを中心とする国際的なNGOでした。デモには自然発生的に人は集まりません。誰かが煽動し、人々を動員する必要があります。これには経費がかかるのです。私のキエフ在勤中も国内政治勢力間の紛争が絶えず、頻繁にデモや集会が行われていました。デモに参加すればお金や食事が支給されるといわれていました。独立広場で行われた大集会では、巨大なステージが作られ、歌や踊りの前座で賑やかでした。これらには、相当な資金が必要です。「アラブの春」のデモや集会にも資金が必要だったはずです。誰がこの資金を手当てしたのでしょうか?このように分析してゆかないと、「アラブの春」の真相は決して見えて来ないでしょう。現在のシリア内戦も同じ流れだと思います。(本書、P.91)

国際金融資本による、恐ろしい世界支配の仕組みが分かりやすく書かれています。私たちがメディアリテラシーを得るために大切な視点だと思います。こういった内容について陰謀論だと一笑する方も多いですが、果たして陰謀論であるとその人は証明できているのでしょうか?マスメディアに洗脳されていませんか?

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