すべてがうまくいく8割行動術 (SB新書) の感想

著者は、『「健康」という病』を書いた神経内科医の作家、米山 公啓 氏です。『「健康」という病』も非常に奥が深く面白い読み物でしたが、この本も個人的には大好きですね。

本書の内容としては、各個人が持っている基準点を少し下げて、何事も八割程度で満足しようという「少欲知足」の考え方を元に書かれています。
その考えを元に、著者が考える色々なケースについて、８割○○術（幸せ術、欲望術、見た目術、生活術、仕事術、人脈術、恋愛術）の７章で構成されています。

私自身、サラリーマンとして仕事最優先の生活をして、壁にぶつかり苦しい時期を過ごし、今後はこんな感じでやっていこうと活路を見出した考え方にすごく近い内容でした。（特に１章〜５章）
自分の方向性を肯定された感じがして、自信が持てました。

忙しいサラリーマンの方に読んで欲しい一冊です。

しかし、帯のコピー「がんばる人は損をする。」は今ひとつかなと思いますね。。。「人生に満足するために！」「幸せになれる考え方！」等の方が適当かと。。。私もセンスないですね。(^_^;)