夢の化石 今敏全短篇 (KCデラックス ヤングマガジン) の感想
参照データ
タイトル | 夢の化石 今敏全短篇 (KCデラックス ヤングマガジン) |
発売日 | 2011-02-17 |
製作者 | 今 敏 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063760323 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
今敏の作品はOPUSしか読んでいなかったので、イマイチどういうジャンルの漫画を書く人なのかよく分からなかった。
この短編集には実に様々な種類のジャンルの作品が収録されている。
幽霊の出てくるちょっとホラーな話、戦国時代のシリアスな戦の話、かと思えばちゅどーんなんて擬音が出て来るドタバタ。心温まるサンタの話。ミステリー、SF…
大友さんの影響を受けたんだろうとすぐ分かる作品もあって、若者の社会に対する反発や葛藤が描かれている。
絵柄について。OPUSの絵柄はすんなり馴染めたのに、何となくこの本では抵抗感があった。1985〜90年にかけての作品集なので、確かに絵柄が古いは古い。しかし三分の一を過ぎたら全く違和感なく読めるようになったし、二回目に読み返すとむしろ味があると思えるタッチだ。
背景などのデッサン力はさすが、初期とは思えない安定感がある。
巻末には平沢進へのインタビューが4ページ載っている。
良い買い物をしたと思うが、OPUSと比べ、同じ作者の作品として厳しく見る意味で星4つ。
一番好きな作品は「JOYFUL BELL」
この短編集には実に様々な種類のジャンルの作品が収録されている。
幽霊の出てくるちょっとホラーな話、戦国時代のシリアスな戦の話、かと思えばちゅどーんなんて擬音が出て来るドタバタ。心温まるサンタの話。ミステリー、SF…
大友さんの影響を受けたんだろうとすぐ分かる作品もあって、若者の社会に対する反発や葛藤が描かれている。
絵柄について。OPUSの絵柄はすんなり馴染めたのに、何となくこの本では抵抗感があった。1985〜90年にかけての作品集なので、確かに絵柄が古いは古い。しかし三分の一を過ぎたら全く違和感なく読めるようになったし、二回目に読み返すとむしろ味があると思えるタッチだ。
背景などのデッサン力はさすが、初期とは思えない安定感がある。
巻末には平沢進へのインタビューが4ページ載っている。
良い買い物をしたと思うが、OPUSと比べ、同じ作者の作品として厳しく見る意味で星4つ。
一番好きな作品は「JOYFUL BELL」