Format: B-Side Collection の感想

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Tim Youngは今回いい仕事をしましたね。

低音、中音がすばらしく、見事に蘇りましたね。
メインキャスターのニールが側でささやいてくれます。
語尾のth/fサウンド以外にも余韻の残る歌い方など、曲によって様々なactor
を演じ分けているのは流石。

Casting a shadow一曲でも十分踊れるくらい、聞き違えてしまった。

マニアだけにしておくのはもったいない。
知らない人が聞いたら、「これ、A面じゃないの？」という声が聞こえてきそう。

ポップアーティストとしてのスタンス、社会、アーティスト、
個人の行動から影響されているところが多く、
その多くが今回のアルバムに随所に見受けられます。
もう一つの世の中の側面、選択としてのサブカルチャーに触れているのも、
A-side,B-sideの特色が見え隠れするようでいて、聴いていて面白いです。

Farrowのデザインも素晴らしく、
３８曲のワールドカップを感じさせてくれるレインボーがとてもよい。

インナーで聞いている人は、今まで聞こえてこなかったような隠し味が聞けると思います。
ニールの余韻の残る演出も随所に再発見できます。

Je t’aime moi non plusとSail awayは収録されず、残念ですが、
二人のことですから、別の形でまたお目見えしてくれるでしょう。