吸血鬼ハンター27 D―貴族祭 (朝日文庫) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

「Ｄの冒険は相も変わらずおもしろい」「見せ場はばっちりである」
読者のレビューならともかく、作者があとがきでこんなこと書いちゃいかんでしょ。

残りページ少なくなってからばたばたと話が収束していくのはいつものことですが、
残り３０ページくらいでまたしても新キャラ登場、おいおいこれで決着つくのか、と
思っていたらまさかの「続く」・・・。
だったら表紙も「Ｄ-貴族祭　１」とか「Ｄ-貴族祭　上」とか「Ｄ-貴族祭　前」とか
にしておいてくださいよ、編集部。

前巻「Ｄ-シルヴィアの還る道」と同時購入して続けて読んだけど、Ｄの世界は
好きだし、ご神祖との決着も読みたいんだけど、いいかげん追いかけていくのが
しんどくなりつつあります。
初期のページほめくるたびに感じたわくわく感をもう一度とりもどしてほしい。
菊池さん、しっかりしてください。作品の出来を世界のせいにしてちゃいかんですよ。