サルビア給食室 ワタナベマキの 無水鍋料理 の感想

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２０１３年初版。初めてワタナベマキさんの本を読みました。今、私は３０年以上、戸棚で眠っていた無水鍋を起し、毎日アレを作れ、コレを作れ、とコキ使っています。無水鍋のオフィシャルサイトにある素直なお料理も良いけれど、魔法の杖を振られて一味も二味も進化して作られたお料理の数々、しかもスイーツまで載せて下さっている。

蓮根と油揚げの炊き込みご飯は材料があるので、早速作ってみます。時折エッセイなどで見かける「水なしカレー」の名前．．．私も無水鍋のオフィシャルサイトの野菜カレーを作ってみました。味が濃く、旨みが逃げていない！今まで何も感じていなかったカレーが水っぽく思い起こされました。そうだ！これだったのですね。

写真がまた良いのです。カジキのフライの写真などは表面の衣のカリッとした歯触り、中の柔らかさが伝わって来そうです。今回、自分自身では初めてに近い状態で、４０年前に買った無水鍋を使っています。今までは普通の鍋を置いて、小振りのフライパンで酒や味醂を煮切る等をしていたのですが、今はフタで煮切っています。厚みのあるフタだから出来る作業も結構重宝しています。今までは少量のクッキーを焼くのに卵焼き器を使っていました。銅板が入っている様で、一番火のバランスが良かったからですが、これからは無水鍋のフタももっと活躍して貰います。先ずは鍋の戸棚の新旧？入れ替えをします。

先ずはじっくり読んで、作って、追記します。

10.13.2014.追記：　早速、蓮根と油揚げの炊き込みご飯を作りました。意外とあっさりしていて、蓮根の切り方もいつもと違って新鮮でした。フォカッチャの応用編も作りました。ジャガイモと鶏ひき肉の辛煮とシナモンロールも近い内に作ってみます。レパートリーを広げる意味でも、新しい調理の仕方に刺激があるのは素敵です。