雪山放浪記 の感想

雪山放浪記とは正に名言。
この本は、トレースの無い雪山（長野県近辺が中心ですが）をラッセルをものともせず踏破する痛快感を共有させてくれます。
私は八ヶ岳を中心に冬季も蓼科山から硫黄岳までを歩いていますが、専らラッセル泥棒で他人の着けたトレースを歩いています。
彼らの装備や経験や慎重さに裏付けされた放浪記と写真は痛快の一語に尽きます。
著者も言っていますが、彼らの山行記録は決して真似は出来ませんが、写真とともに想像の世界に飛び込む事は出来ます。
自分の力に会った山の楽しみをしたいものです。
枕元に本を置き、時々写真を眺めエッセイに目を通すのも良いものです。
今年古稀の中高年登山者。

雪山指南本は数あれど、概ね教科書的な内容なので、あまりおもしろくありませんが

これは本人体験記を綴ったものなので、とても興味深く読めました

結構難易度が高い山にも登ってられるようですが、

初心者でもいけそうな山も多く掲載されていて、

読み物としてもおもしろいので、

まずはこの本を読んで妄想してから

MOOK本や指南本を勝手もおもしろいかもしれません