私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書)
発売日販売日未定
製作者佐藤 優
販売元徳間書店
JANコード9784198638610
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 国際政治情勢

購入者の感想

著者の作品は過去何冊か読んだことがあり、独自の分析・解説はとても勉強になった。
今回その著者が、実践編を含め「情報分析」をテーマにしたのを知り購入した。

第一章は、参考にすべき一次情報や、新聞記事のスクラップの仕方等、
著者の情報分析に関する基本的な考え方とノウハウの紹介があって、参考になった。

ところが、書き下ろしはここだけで、第二章以降は、週刊誌のコラムを再編集したものだった。
確かに、北方領土交渉、沖縄の基地問題など、著者独自の視点で語られているし、
元外務省の立場でしか知り得ない裏事情も分かって面白いのだが、
元がコラムなだけに、著者の身辺事情の記載が多く、しかも特定の他者を激しく攻撃する
文体がそのまま掲載されているので、本書を初めて読んだ人間からすると非常に印象が悪い。

再編集については、あとがきに書かれていた。
今後書店で本を購入するときは、目次とあとがきをしっかり読んでから購入しようと思った。

なお、本書では多数の参考図書を紹介している。
うち以下を購入。
 ・『CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる』J.C.カールソン氏著
  http://www.amazon.co.jp/dp/4492533389
 ・『数学嫌いな人のための数学―数学原論』小室 直樹氏著
  http://www.amazon.co.jp/dp/4492222057

情報分析してるのはロシア実践編までで、あとは佐藤氏の政治信条と宗教的信念が読み取れて分析してるのか誘導してるのかわからなかった。沖縄に対しては理性が働いてないのかどうも感情的な執筆が読み取れて正常な思考が働いてるのかわからなかった。佐藤氏の著作物は、かなり参考になることもあり、人並み以上に読んでいるつもりだが人物評価の点で誤ってたり世情が逆に動いたりして少しばかりだが拭えない不信感がある。けれど国民の知らないところで外務官僚の下半身がだらしないとか日本の偏差値エリート教育は根本的に間違ってきてるんでしょうね。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書)

アマゾンで購入する
徳間書店から発売された佐藤 優の私の「情報分析術」超入門: 仕事に効く世界の捉え方 (一般書)(JAN:9784198638610)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.