Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】 の感想

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参照データ

タイトルSwiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【iOS 8&Xcode 6対応】
発売日販売日未定
製作者森 巧尚
販売元マイナビ
JANコード9784839953539
カテゴリ » ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング

購入者の感想

「やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校」を既読の方にはステップアップとしてはオススメできると思います。
ただし全くの初心者が「やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校」から始めるのはオススメしません。
何も知らない状態でXcode6でXcode5の参考書を片手に学習を進めるのは、特にストーリボードの扱い方において無理があると思うので、
まぁチェックボックス二つにチェックを入れるだけですから、この本の前半を読んでからとりかかると何とかなるかもしれませんが、
この本の場合は、個人的にはJSONの辺りでArrayではなくNSArrayで例題を作ったのは何故なのか気になります。
この本でXcode6&Swiftに慣れる事は出来ると思いますが、Swiftらしい書き方を学ぶには詳解Swiftのなどの本やwebの知識が必要になってくると思います。
なんだか暗黒面ばかり書いてしまいましたが、読みやすく分かりやすいのでオススメです。

他にも言及されている方がいますが、これはアプリ開発の入門書ではありません(書いてもいませんが)
見た目に騙されがちですが、正しくは「Objective-Cで開発を行っていた人がSwiftに移行するための本」が一番近いです。
Objective-C→Swiftの変更点がしばしば表れます。

にも関わらず、序盤では初めて作成する人向けのような記事(プロジェクトの作り方、オブジェクト指向について等)が多いです。
私はこの部分を見て購入したのですが、中身を見てびっくりしました。
入門の入門を序盤で記述しているのに、Chapter4以降は急に中級者以降向けの記事になります。
少なくともプログラミング入門者では内容を追うことは難しいでしょう。
また、Playground環境で作業していたのに、急にプロジェクトファイルを弄ってたり、初めての人には全く優しくありません。

中級者以降には少し内容が薄く、入門者では追い切れないというターゲット層がよくわからない本になっています。
ブロックごとの記述はカラフルで読みやすく、実際の作業画面が写っていてわかりやすいだけに残念です。

2014年10月31日初版を購入しました。

著者の森巧尚さんの「やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校 Xcode4.5版」で学習したことあったので同じような初心者用の書籍かと思いました。
少なくともAmazonで紹介されている19点の紙面はどれもイラストが豊富で中級向けのイメージはなかったので余計にそう思い購入しました。

しかし、実際に届いた紙面をみるとXcodeで一通りコードを書いたことがある前提の構成にビックリしました。たびたび出てくる「Swiftではこうなりました」が如実にそうだと思います。
サポートサイトでは紙面で紹介しきれなかったChapterの完成プログラムが掲載されているのでたしかに「完成物」は示されています。しかしそこに至るまでに必要な情報がいくつか省略されており、初めてXcodeを触る人がこの書籍だけで「自分で成果物が作れるようになる」には厳しいものがあります。

・内容が中級者向けなのだから初心者向けを想像させるイラストが好ましくない

・Amazon掲載の19点の紙面はもっと中級者向けのページで紹介すべき(誤解を与える)

が評価のマイナス点です。
それ以外はサポートサイトで最新のXcode6.1対応の内容を素早く掲載されたり「困った時」「はてな?」で細かくフォローされているのは初心者にはありがたかったです。
Xcode6やSwiftにいち早く対応されようと苦心されたのは良く感じました。

【紙面について】
・14ページ「画面を並べて使うとき」でいきなりプレビューの話を出されても唐突すぎます。
36・37ページの直前で関連付けて出したほうがイメージしやすいです。

・36ページでiPhone5.5インチのプレビューが表示されていますがどうやって2つ目のプレビューを追加すればいいのか書かれてなく混乱します。(53ページでプレビューの追加方法について書かれていますが36ページに書いて欲しかったです)

・95ページ 「なんかの」→「何かの」の誤字

・116ページ

この著者の本を買うのは3冊目でしょうか。iOS 8からSwiftという言語が搭載されたということで、Swiftを勉強したくて、買いました。
この著者の解説の特徴として、ていねいに基本を積み上げてから次に行く、というのがあると思います。
持っている前の本と比べてみましたが、4章の「Swift言語」という章が、かなりボリュームアップしているようです。
前からiPhoneアプリを作っていたが勉強し直す場合も、今回はじめて作る場合も、まずはSwiftがどういうものかをざっくり分かっておいたほうがよい、という配慮かな、と思いました。
SwiftはObjective-Cとかなり変わっているようなのですが、この章をざっと読むことで、Swiftが何かつかめた気がしますし、Swiftがこわくなくなりました。

5章からは基本的な部品、データの読み込み、複数画面と進むのですが、1項目ごとに説明と簡単なサンプルが用意されています。
すべての項目を現段階ではまだ試してないのですが、前との違いを知りたかった基本的な部品のところと複数画面、テーブル表示のところを読みました。
個別にサンプルが用意されているので、知りたいことから学習できて、便利です。

ページもかなり多いですし、簡単・短期間に「とりあえず」知りたい方には不向きなのかもしれませんが、じっくり攻略していく私のような読者には合っていると思います。

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