牛乳には危険がいっぱい? の感想

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タイトル牛乳には危険がいっぱい?
発売日販売日未定
製作者フランク オスキー
販売元東洋経済新報社
JANコード9784492041918
カテゴリノンフィクション » 科学 » 食品・栄養学 » 食品科学

購入者の感想

牛乳をこれでもかとこき下ろした一冊。
この本の重要な点を以下の六つにまとめると、

1.牛乳に含まれる乳糖は消化できない人が多いので気をつけること
2.牛乳のタンパク質はアレルゲンになりうるので気をつけること
3.牛乳は意外と高脂肪なので肥満の人は注意
4.低脂肪のヨーグルトは上記の1〜3をクリアしているのでオススメ
5.母乳は赤ちゃんにとって必要不可欠なので、牛乳で代替してはいけない
6.著者は牛乳が大嫌いである

特に5は勉強になりました。
これから赤ちゃんを育てる人は覚えておくと良いかも知れません。

それにしても、基となる論文が古いです。
20年以上前のデータを根拠に論を進めているのは少々唖然とします。
科学の最前線にいる人にとっては、骨董品のようなデータ集でしょう。

この本の原著(アメリカの医学博士が書いた本)が古いものなので
仕方ないのですが、2003年(本書初版)にこれを引っ張り出してくるのは
なかなか勇気のある出版社です。

本書は一貫して牛乳の悪い点を指摘しています。
勿論、世の中には別の見解も示されています。

この本の情報を鵜呑みにして、
牛乳を悪と判断するのは早計のように思います。
日本酪農乳業協会という社団法人のホームページを見たのですが、
両方の見解の意見を比較してみるのが良いように思います。0

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