エンバーミング 7―THE ANOTHER TALE OF FRANK (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | エンバーミング 7―THE ANOTHER TALE OF FRANK (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2012-09-04 |
製作者 | 和月 伸宏 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088705064 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
フランケンシュタインになっても人殺しは人殺しのままだし、他人を思いやれる優しい子はアホになっても優しい子のままです。
生前のしがらみだとか後悔だとか、そうしたものがタガが外れたようになって前面に押し出されるのも十分「狂った」と言えますし、
「生きてるときから狂ってるヤツはフランケンシュタインになっても狂ったまま」とか、なんとでも説明はつきます。
少なくとも、ただ単純に生前と性格が真反対になるのを「狂った」とするような安直な描写は、作中では全くされていないはずです。
根底の深い部分のテーマがブレているようには感じられないので、そこは安心して見られるはずです。
ただ、それよりも続きが出せるのか?という部分が心配です。
映画「るろうに剣心」の影響で「剣心キネマ版」が始まり、そのアオリで本作の連載が中断されたことは周知の事実です。
作者本人は本書で「中断」とコメントしていますが、一度止まった連載がそのまま何年も再開されることなく、事実上の「打ち切り」
となってしまった「冒険王ビィト」の例があります。出版社側の思惑によっては同じ結末を辿る可能性は十分にあります。
この7巻が事実上の最終巻となってしまわないか、それだけが心配です。
〜追記〜
少し書き直しました。
それから、8月3日発売の「ジャンプスクエア9月号」からの連載再開が決定したようです。とりあえずひと安心です。
生前のしがらみだとか後悔だとか、そうしたものがタガが外れたようになって前面に押し出されるのも十分「狂った」と言えますし、
「生きてるときから狂ってるヤツはフランケンシュタインになっても狂ったまま」とか、なんとでも説明はつきます。
少なくとも、ただ単純に生前と性格が真反対になるのを「狂った」とするような安直な描写は、作中では全くされていないはずです。
根底の深い部分のテーマがブレているようには感じられないので、そこは安心して見られるはずです。
ただ、それよりも続きが出せるのか?という部分が心配です。
映画「るろうに剣心」の影響で「剣心キネマ版」が始まり、そのアオリで本作の連載が中断されたことは周知の事実です。
作者本人は本書で「中断」とコメントしていますが、一度止まった連載がそのまま何年も再開されることなく、事実上の「打ち切り」
となってしまった「冒険王ビィト」の例があります。出版社側の思惑によっては同じ結末を辿る可能性は十分にあります。
この7巻が事実上の最終巻となってしまわないか、それだけが心配です。
〜追記〜
少し書き直しました。
それから、8月3日発売の「ジャンプスクエア9月号」からの連載再開が決定したようです。とりあえずひと安心です。