死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論 (角川フォレスタ) の感想
参照データ
タイトル | 死ぬってどういうことですか? 今を生きるための9の対論 (角川フォレスタ) |
発売日 | 2014-09-22 |
製作者 | 瀬戸内 寂聴 |
販売元 | KADOKAWA / 角川学芸出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
人には必ず死は来る。死ぬことは誰でも怖い。40代の堀江さんは子供のころから死への恐怖があり、それは今でも続いているという。彼は死を思わぬためにハードに毎日を生きているとも語っている。一方の瀬戸内寂聴は92歳を過ぎ、もう、いつ死んでもいいと言う。人の寿命は決まっていて、それぞれの生きる年月を常命といい、早く亡くなってもそれはその人の定められた生なのだと宗教家の立場から発言している。
二人の共通していることは「死を考えるということは、どう生きるかを考えること」ということ。自殺の話に触れ、二年間投獄されていた堀江さんが「生きてさえいればどうにでもすることはできる」という言葉には共感した。現に彼は収監されていた時も中から発信を続けていた。どんな状況にいても、生きてさえいれば状況を逆転させる可能性はある。
死ぬってどういうことだろうか、ということは誰しも考えること。この本を読んで、それは、今をどう生きるかということなのだということを教えられた。
二人の共通していることは「死を考えるということは、どう生きるかを考えること」ということ。自殺の話に触れ、二年間投獄されていた堀江さんが「生きてさえいればどうにでもすることはできる」という言葉には共感した。現に彼は収監されていた時も中から発信を続けていた。どんな状況にいても、生きてさえいれば状況を逆転させる可能性はある。
死ぬってどういうことだろうか、ということは誰しも考えること。この本を読んで、それは、今をどう生きるかということなのだということを教えられた。