運命を創る―人間学講話 の感想

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参照データ

タイトル運命を創る―人間学講話
発売日販売日未定
製作者安岡 正篤
販売元プレジデント社
JANコード9784833412650
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 人生論・教訓

購入者の感想

本書で、ものごとを考えるにあたっての3原則が示されています。そのまま書かせていただくと、

その一つは、目先にとらわれないで、できるだけ長い目で観察するということであります。

第二は、一面にとらわれないで、できるだけ多面的、できるならば全面的にも考察するということであります。

第三が、枝葉末節にとらわれないで、できるだけ根本的に観察するということであります。

この三つの原則は、色々な判断をするときに必要です。

そして、六 然に感銘を受けました。これは崔銑(さいせん:王陽明と同時代の人)が述べたものです。自処超然 、処人藹然 、有事斬然 、無事澄然 、得意澹然 、失意泰然 で六然となります。

昔、父から 「得意澹然(たんぜん) 、失意泰然」と言われたことがあります。なぜかこの言葉は印象に残っていました。</strong>つまり、ものごとがうまく行って得意な場面ではあっさりしており、ものごとがうなくいかない失意の時は、泰然自若と自然にするということです。父が言っていた事が六然から来ているとはじめて知りました。

あと、「名士というのは無名の間が名士であって、いわゆる名士になるに従って、メイは迷うという迷士になる。そのうちにだんだんに冥土の冥士になる。」との言葉は、心に留めなければならないと感じました。

本当にためになりました。

by 藤末健三

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