有と無(初回限定盤)(DVD付) の感想
参照データ
タイトル | 有と無(初回限定盤)(DVD付) |
発売日 | 2014-11-19 |
アーティスト | ACIDMAN |
販売元 | ユニバーサル ミュージック |
JANコード | 4988005855565 |
Disc 1 : | 有と無 (introduction) 永遠の底 EVERLIGHT Stay in my hand star rain EDEN 世界が終わる夜 ハレルヤ en (instrumental) your soul 黄昏の街 最後の景色 |
Disc 2 : | EVERLIGHT (Music Video) (『scene of 有と無』) EVERLIGHT ~Animation Ver.~ (Music Video) (『scene of 有と無』) Stay in my hand (Music Video) (『scene of 有と無』) 世界が終わる夜 (Music Video) (『scene of 有と無』) Document2014 (『scene of 有と無』) |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
ACIDMAN通算10枚目のオリジナルアルバムとなったこの有と無。
まずオープニングから度肝を抜かれた。
静謐な雰囲気の有と無からポストロックを汲んだ永遠の底へ。
新世界を除き基本的に1曲目はアッパーな曲での幕開けが多いACIDMANのアルバムだが、今回の永遠の底は決してわかりやすく激しい曲ではない。
しかし生命の本能に訴えかけるような、雨の中で慟哭する獣の様な激しさを内に秘めている。
シングル曲のEVERLIGHT、stay in my hand、世界が終わる夜というキャッチーな曲たちも配しつつ、star rain、ハレルヤ、EDENと言った展開の妙のある曲も収められている。
ただenまでなら間違い無く近年最高傑作だったのだが、往年の名作「equal」や「and world」と比較すると終盤にかけての盛り上がりが弱く感じてしまった。
そして大木の書く詞もどんどんポピュラリティを増し、初期の抽象的な歌詞はあまり多く見受けられない。
今はなるべく多くの人に詞世界をわかりやすく伝えたいと言うモードなのだろうが、付いて来れる人だけ付いて来れれば良いと言うある種突き放した詞世界の曲達を必死になって解読するのもACIDMANの妙であった筈。
近年伝えるモードの曲が目に見えて増えてきたのでそろそろそのような詞も恋しくなってくる頃だ。
色々と書いたが曲調のバラエティはかつてなく豊富であり、音作りや曲へのアプローチもどんどん多様性を増している。
ここまで歩みを止めず進化を続けるアーティストもそういないのでは。
何より「有と無」〜「永遠の底」。
この曲の為だけにアルバムを買ってよかったと思える程に素晴らしい。
流行などに流されず腰を据えて長く聴けるアルバムだと思う。
まずオープニングから度肝を抜かれた。
静謐な雰囲気の有と無からポストロックを汲んだ永遠の底へ。
新世界を除き基本的に1曲目はアッパーな曲での幕開けが多いACIDMANのアルバムだが、今回の永遠の底は決してわかりやすく激しい曲ではない。
しかし生命の本能に訴えかけるような、雨の中で慟哭する獣の様な激しさを内に秘めている。
シングル曲のEVERLIGHT、stay in my hand、世界が終わる夜というキャッチーな曲たちも配しつつ、star rain、ハレルヤ、EDENと言った展開の妙のある曲も収められている。
ただenまでなら間違い無く近年最高傑作だったのだが、往年の名作「equal」や「and world」と比較すると終盤にかけての盛り上がりが弱く感じてしまった。
そして大木の書く詞もどんどんポピュラリティを増し、初期の抽象的な歌詞はあまり多く見受けられない。
今はなるべく多くの人に詞世界をわかりやすく伝えたいと言うモードなのだろうが、付いて来れる人だけ付いて来れれば良いと言うある種突き放した詞世界の曲達を必死になって解読するのもACIDMANの妙であった筈。
近年伝えるモードの曲が目に見えて増えてきたのでそろそろそのような詞も恋しくなってくる頃だ。
色々と書いたが曲調のバラエティはかつてなく豊富であり、音作りや曲へのアプローチもどんどん多様性を増している。
ここまで歩みを止めず進化を続けるアーティストもそういないのでは。
何より「有と無」〜「永遠の底」。
この曲の為だけにアルバムを買ってよかったと思える程に素晴らしい。
流行などに流されず腰を据えて長く聴けるアルバムだと思う。