ユマニチュード 認知症ケア最前線 (oneテーマ21) の感想

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参照データ

タイトルユマニチュード 認知症ケア最前線 (oneテーマ21)
発売日販売日未定
製作者NHK取材班
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041018620
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

認知症の事が解っていない素人に書かれても、読者の素人もさっぱり
認知症の事が解らないし、ユマニチュードを広めるジネストの口車に
騙されるだけ。客観的にユマニチュードの事を評価できない。

介護現場でいきなり歩いていない人を歩かせるなど問題外。
何か月も歩いていないなら、どれだけ筋力が落ちているか。
慎重に対応するべきなのに、こんなことを許す現場もひどすぎる。

ましてやユマニチュードの技法は笑顔や親密な態度、ユーモア、
目線、急がせないなど、料理に味をつければ食事をとるようになるなど、
今まで福祉の業界でも試されていたことであり、珍しいことではない。
このようにしても、問題行動が上手く解消できないからこそ、認知症介護は
ハードなのだ。元々認知症介護自体、どうして介護抵抗があるか、妄想が
あるかと言えば、環境面や対応の問題ではなく、脳の障害である認知症
自体がそのような症状を起こすからである。
このような戯言が現場で受け入れられること自体、現場が何も認知症に
ついて未熟すぎる証拠ともいえる。

この本の中にもあるように、ユマニチュードが上手く行かない時があっても、
通訳の問題にしている。もともと世間やテレビで放映されているユマニチュ
ードが上手く行った瞬間はただ単に、博打みたいな思い付きがその対象者
にぴったりたまたまはまったのを、あたかも新技術だと言っているだけでは
ないのか。非常に錯誤と偏見を招く本であり、もう少し認知症を1から勉強
してほしい。

ジネストさんの「ユマニチュード」は世界中に広まって、高齢者がその恩恵にあずかることができれば、介護を受ける者にも介護する者にもはかりしれない幸せをもたらすものであり、ノーベル平和賞にも値するものである。ただ、ジネストさん自身の著作はやや難解で、フランスの事情を中心に書いたものなので、すぐには入っていけない。この本はジネストさんの著書「ユマニチュード」(舵社)をそっくりそのまま吸収するのに万人に扉を開いてくれるものである。

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