映画になった戦慄の実話―真相はそうだったのか! の感想

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タイトル映画になった戦慄の実話―真相はそうだったのか!
発売日販売日未定
製作者鉄人ノンフィクション編集部
販売元鉄人社
JANコード9784904676165
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

ソフトカバーの本(主にコンビニなどで販売されている本)
なのですが、内容は十分読みごたえがあります。
写真が結構ある上、映画とモチーフになった実際の事件と
の相違点や結末等が細かく解説されています。
特にアンジェリーナ・ジョリー主演のチェンジリング
(Changeling)は、元の事件の全貌を知らなかったの
で驚きました。
この値段でこの情報量という感じで納得の一冊でした。
なかなかおもしろいと思いましすので興味のある方は
是非見て下さい。

 日本・アメリカ・韓国の映画には数々の猟奇殺人が描かれていますが、そのもととなった奇々怪々な実話を50以上も紹介したソフトカバーの一冊です。特にアメリカの事件では、モデルとなった実在の殺人鬼や犠牲者の遺体など驚くほど豊富な資料写真が掲載されていて、読んでいてめまいがするほどですが、事実は小説より奇なりとはまさにこのことという感が強まる書といえるでしょう。

 取り上げられている映画の一部を列挙するとこうなります。
 『ナチュラル・ボーン・キラーズ』
 『サイコ』『悪魔のいけにえ』
 『フロム・ヘル』
 『羊たちの沈黙』
 『フォーリング・ダウン』
 『ボーイズ・ドント・クライ』
 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』…
 その多くは私のみならず多くの映画ファンが、実話に基づいているということは耳にしているものばかりでしょう。しかしその実話の詳細をこの本によって初めて知る、映画が事実から何を削って何を足したのかが分かる、という味わい方ができます。

 アンジェリーナ・ジョリー主演の『チェンジリング』の犯人は映画が描くように一人の男だけではなく、その母親も関与していた。
 『乙女の祈り』で殺人を犯した女子高生2人のうちの一人は、後にミステリー作家となったアン・ペリーであった。
 『悪魔の住む家』のモデルとなった屋敷の怪異現象は、当時のオカルト映画ブームに便乗したでっちあげだったという苦笑エピソードも触れられています。

 この本の第2弾が今年2012年に出版されているようです。
 続編もぜひ手に取ってみたいと思います。

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