カルトムービー 本当に恐ろしいホラー映画 (メディアックスMOOK) の感想

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参照データ

タイトルカルトムービー 本当に恐ろしいホラー映画 (メディアックスMOOK)
発売日2014-07-28
製作者桂 千穂
販売元メディアックス
JANコード9784862014856
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 映画 » 映画ガイド

購入者の感想

 本書はかつて日活ロマンポルノや大林宣彦作品(『HOUSE ハウス』『ふたり』『あした』)、角川映画(『幻魔大戦』『少年ケニヤ』)等で活躍された脚本家で映画評論家でもある桂千穂氏を中心に1945年から2013年現在までに公開され厳選された全133本の海外ホラー映画が紹介されたカルトムービー(偏愛映画)のガイドブックである。

 私的にはこの『カルトムービー』シリーズはお気に入りで前作『松本清張映像作品 サスペンスと感動の秘密』も関心自体は薄かったものの読んでみて面白かったので今回の「ホラー映画」もそれほど関心のある分野(ジャンル)でもなかったのですが手にした次第である。

 余談ですが、『映画秘宝』のアートディレクターである高橋ヨシキ氏(TOKYO MX『バラいろダンディ』で金曜レギュラーとして水道橋博士とともに映画解説をされている)が以前TV番組『水曜日のダウンタウン』に出演した際、ホラー映画の定義(お約束)について語っておられたのが印象的でした。
 例えば、殺人鬼の魔の手から逃れようと走って逃げる時に必ずコケル定義(後からゆっくり追ってくる殺人鬼の速度(スピード)にツジツマを合わせるため)や主人公たちが複数でいる時に必ず誰かが「様子を見てくる」と言って集団の輪から離れることによって個別になったところを殺されたり(本当は複数でいた方が安全なのにホラー映画の便宜上必ずひとりにさせる)、極めつけは主人公(もしくは登場人物)たちが鏡を見た(覗いた)瞬間に必ず背後に殺人鬼が映っているのを見て絶叫するというパターンが約束されている事を聞き、(゜∇゜;)ナルホドと思った。

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