傑作!広告コピー516―人生を教えてくれた (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトル傑作!広告コピー516―人生を教えてくれた (文春文庫)
発売日2012-03-09
販売元文藝春秋
JANコード9784167801748
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

コピーライターといえば、糸井重里さんの「おいしい生活」を思い出します。当時、まだ10代だった私は、「おいしい生活」って抽象的で意味が分りませんでした。当時、そのことを兄に言ったら「キミはもっと本を読んで、言葉の持つ意味を勉強しろ!」なんて馬鹿にされましたが、その切っ掛けで読書家になって現在に至っています。もちろんコピーの専門書も何冊か持っていますが、特にこの本の元本だった『本読む馬鹿が、私は好きよ。』『ちっちゃな本がでかいこと言うじゃないか。』は愛読書でしたが、約10年以上も前の本なのでボロボロに…ところが先日、文庫化になった、この本を発見!感激でした!
この本がどうして好きかというと、コピー関連の専門書として作られていないからです。人生の指南書的に読めるからです。人生や恋愛や家族のことで迷ったり考えることがあると、この本を開くわけです。
今回、文庫となったタイトルが“人生を教えてくれた”というタイトルは、実にピッタリで驚き!
コンパクトになったこの本は、いつもバッグに忍ばせておこうと思っています。
賢人・偉人の言葉集も素晴らしいのですが、言葉の表現者→コピーライターのコトバの力は、凄い!

名作コピーを集めた本です。誰が作ったのか、何に使われたのかの情報も添えてあります。論より証拠、全部で516個ある中から、いくつか紹介しておきます。

あなたのヌードは、ちゃんとエッチですか。
それゆけ私
ワンモア ビジン
キミが好きだと言うかわりに、シャッターを押した。
きょ年の服では、恋もできない。
不思議、大好き。
仕事を聞かれて、会社名で答える奴には、負けない。
げんき、ゆうき、のんき。
少年少女をやめた夏。
人間は弱いから、音楽が作られた。
お母さんを育てるのは、赤ちゃんです。
くうねるあそぶ。
働いているだけでは、プロにはなれない。
子供たちよ。サンタは大富豪じゃないんだぞ。
おいしい生活。
知らないものには 引力がある。
そうなんだ。人間の時計は、早すぎる。
ごめん。もう、本命しか、いらない。
家にいたって、思い出はできない。
日本を休もう。
ちっちゃな本が でかいこと言うじゃないか。
食べることは、ザンコクで、楽しくて、すばらしい。
時は流れない。それは積み重なる。
楽しい仕事は、楽じゃない。
あなたの夏が、私の夏でありますように。
うちのコにかぎって、かっこいい。
心を動かしても、汗を流せることを知った。
神様、想像力をありがとう。
生きていくのは、死ぬほどたいへんだぞ。
あなたなんか 大好きです。
賛成1、反対9。どちらも、まちがいじゃない。

これらはほんの一部であり、他にもいいものがたくさんあります。確かに、こういうコピーがあったと、記憶に残っているものも見つかります。短く、ぎゅっと、凝縮された言葉に、時代が、センスが、心が、つまっています。

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