プロコフィエフ:10の小品Op. 12/風刺Op. 17/束の間の幻影Op. 22/他 の感想

　ピアノソナタが特に有名なプロコフィエフですが、このアルバムに収められた小曲もとても魅力的です。なかなかまとまって聞く機会が無いので貴重だと思います。

トッカータ、10の小品、風刺、前半の演奏から身震いします。「束の間の幻影」は甘いメロディーが漂い、癒されるでしょう。最後の、4つの小品(37思い出,38衝動,39絶望,40悪魔的暗示)は圧巻だと思います。適度な迫力あって表現力もあり、女性的な優しさも感じます。 プロコフィエフの魅力が存分に味わえると思います。