Lean UX ―リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン (THE LEAN SERIES) の感想

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参照データ

タイトルLean UX ―リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン (THE LEAN SERIES)
発売日販売日未定
製作者ジェフ・ゴーセルフ
販売元オライリージャパン
JANコード9784873116617
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業経営

購入者の感想

内容的には、リーンスタートアップ、UXデザイン、アジャイル開発の基本レベルの話で構成されているが、ページ数は130ページ程度と内容的には希薄を感じざるをえない。この程度であれば、ネットをググれば十分だ。スクラムのような開発スタイルとUXデザインをどのように融合させるかがこの本にもっとも期待したところだったが、本書でユニークと思われるテーマとよばれる概念については、関連した説明がまったくなく、正直失望した。UXデザイン、アジャイル開発、リーンスタートアップに関してであれば、他に良書がいくらでもあり、本書の位置付けは非常に中途半端なものにとどまっている。

Lean UX読了。良書ではあるのだけど、誤解を受けやすい・生みやすいタイトルと内容でもあるなと感じました。

冒頭と末尾にあるようにLean UXとはマインドセットであって、コアとなる考え方は以下の3つ。

・アウトプット(結果)ではなくアウトカム(成果)を指標に
・関係する人間(ステークホルダやユーザを含む)をタイトに保つ
・フィードバックループを最大効率化する

つまりリーンやアジャイルの本質となるエッセンスそのものであって、本書はそれを「デザイナー」という分野を含めてインプリメントする際に起こり得る問題と、それに対する具体的な対応法などのナレッジの集合体になってます。
思考の補助線となる良質の思考スキームや、理解を導いてくれる実例も豊富に紹介されていて、非常に良書ではあるのだけど、タイトルから想起される「ユーザエクスペリエンスをリーンにデザインする手法」そのものでは決してありません。ただこのキャッチーなタイトルと、具体的な手法の紹介という内容が合わさって、どうしてもそういう印象を受けやすいところ。
順番で言えば、リーン・スタートアップやRunning Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN

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