DIABOLIK LOVERS ドS吸血CD MORE,BLOOD Vol.04 アズサ CV.岸尾だいすけ の感想

無神兄弟として３人目ということで

前作までのルキとコウが
キャラ設定を活かしきれていない印象でしたので

今回のアズサもそこまで期待しませんでした。

しかし、予想に反して良かったと思います。

無神兄弟の末っ子
虐められるのが大好きな、狂気のヤンデレ弱気系ドＳ。
ということで

ドＳという要素以外は、コンセプト通りだと思います。

ルキからの命令で主人公を捕まえに来たアズサ

夜道で、主人公を追いかけまわします。

捉えて、連れて帰ろうとしている際に出来た傷を見て、アズサの本性が見え始めます。

傷を見て、羨ましそうに、自分も傷つけて欲しいと懇願し始めます。

先に自分が傷つけるから、君も傷つけて・・・・
というやりとりが最後まで続きます。

ゆっくりとした口調で、少しぼそぼそした感じで始終しゃべっているので、
それがダメな方は飽きてくるかもしれません。

私は、それがアズサっぽいなと思った事と、中の人の演技力で大丈夫でした。

早い段階で吸血しています。吸血シーンも結構長いです。
凄く吸っている感じです。

前作までの、ルキとコウは
最初、主人公に興味がなく、吸血しているうちに依存していく感じでしたが、

今作のアズサは、
主人公が、吸血されている事（傷つけられること）に快楽を得ている。
という所に同類と感じている部分があり、
初めから、主人公に共感し執着しています。

そのお陰で、アズサの狂気的な部分が強調され、
アズサと言うキャラクターを受け入れ易かったと思います。

ヤンデレ・・・というより、少し病んでるかなという位です。
全然万人向けのレベルで、ヤンデレ好きには物足りないかと・・・

後、逆巻兄弟と比べてやっぱり優しいです。