お金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話 の感想

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タイトルお金・学歴・海外経験 3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
発売日2014-10-07
製作者タエ
販売元朝日新聞出版
JANコード9784023313361
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般

購入者の感想

 「お母さんはもっと英語できる人やと思てたわ」(p.61) という部分が印象的でした。
 日本の家庭では、本の読み聞かせやひらがなの読み書きなどの日本語教育に早期から力を入れることが多いのに、英語教育の方は躊躇することが多い最大の理由は、実は、自分の英語力が「本物」ではないことを殆どの親が強く自覚していて、「偽物の」英語を話すと子供に悪影響を与えたり親の権威を失墜させたりするのではないかと恐れていることではないかと個人的には思っています。しかし、それを恐れる必要がないことは、この本を読めばわかります。子供に適切な環境を用意して適切に誘導すれば、子供は親を軽々と飛び越えて成長していきます。その時、親は子の成長に応じて役割を教師から助言者、共に学ぶ仲間、後援者などと適切に変えていきます。日本の大半の家庭では、夫婦ともに英会話の能力が高くないことが多いでしょうし、子連れで海外勤務することはないでしょう。そういう家庭でも、正しい情報を入手し、子供に愛情を注ぎつつ、状況に応じて工夫し、努力すれば、バイリンガル教育は実現可能なのだとこの本を読んで確信できました。ブログだった頃から読ませていただいていますが、バイリンガル教育に必要とされる考え方や方法論などの役立つ情報が満載です。

 バイリンガル教育(ここでは第一言語を日本語、第二言語を英語とすることを想定)を実現するためには両方の言語で以下の 1-3 が必要ということにはあまり異論は出ないと思われます。
1. まずは圧倒的に大量の言語を入力(聞く、読む)させる。
2. 生身の人間が直接話し掛ける。
3. 身につけた言語を出力させ、双方向のコミュニケーションを実践させる。
 ですが、(英語保育とインターナショナルスクールを除けば)日本で提供されている殆どの英語教育では、残念ながら英語での 1-3 のどれもが圧倒的に不足しています。(なので教育関係者は残念なことに英語が十分に上達しない事例ばかりを見ることになるのでしょう。)だからこそ、この本で紹介されているような家庭での取り組みが決定的に重要となります。

 ただ、英語での 1-3 を実践する際には以下の様に判断に迷うことも多く出てきます。
4

大変な労力で子育てをされたのだと、納得しましたが、
専業主婦だからできるのと、核家族で、子供一人にかけるお金のかけ方なゆえですね。
専業で、一人で、中学英語ができてあたり前の方と記載して欲しいですね。
3ナイと記載するのは、おかしいです。
正直、働いてるし、子供二人。中学英語怪しい母親としては、無理だと思う内容でした。

ただ、グループレッスンの英会話教室に通わせていますが、きちんと、家でも英語をふれさせる家庭の子と
週1でしか英語にふれさせる気のない家庭の子と同じクラスで、永遠と続けていくのは、限界があると感じていたので、
WEBレッスンを検討した点などに関しては、同感します。できれば、WEBレッスンをもっと、どのように活用されたのか、
一般家庭向けに細かく記載がして欲しかったです。

タエさんのブログは時々拝見しています。

息子さんのキリ君が2歳10カ月の時から英語を始めて、11歳8カ月の時に英検1級に合格したそうです。
かけ流し・英語のDVD・読み聞かせ(読書)・オンライン英会話・フラッシュカード(これは2分)=1日あたり3時間以上英語に触れていたそうです。

これはマルコム・グラドウェル氏の1万時間の法則に当てはまると思います。
人が何かを本当に身につけるには1万時間が 必要だという法則です。

1日3時間×約10年で1万時間です。実際にはキリ君は8年と10カ月で英検1級に合格されています。

3時間なんて、24時間のうちの3時間でしょうと思われますが、この3時間を英語に費やすのは、意外と大変です。

ですから、著者のタエさんは、
1、英語のDVDを観たくないとならないように、日本語のテレビは殆ど見せない・親も観ない(お父様は観たそうです)。
2、習い事は英語だけだった。
3、英語のDVDを観ていない時は、かけ流しをする 
4、英語を勉強だと思わせない。 等、絶対自分の子供をバイリンガルにさせようと思う覚悟と、それに対する努力があったと思います。

つまりタエさんは、自分で考え、試行錯誤しながら、息子さんをバイリンガルにしたのです。
が、最近タエさんのブログには、自分で考えないで、(小さい頃のキリ君と比較して)何でも質問する親が増えているのが残念だと思うので、星をマイナス1。

それから、日本語のテレビを観ないというのと、かけ流しというのは、万人向けではないので、マイナス1にさせて頂きました。

うちも子供たちが小さい頃からDWEを始め、インターに通わせたり、英会話教室、いろいろ試してみましたがなかなか会話をするまでには至らず、どうしたら話せるようになるのか参考のために読んでみました。

やはり英語に触れる時間が半端なく多いんですね。
毎日地道に英語のDVDや本などに触れさせたり、オンラインレッスンを欠かさずやったり
日常生活の中に英語を取り入れて、お母さんも努力をされていると感じました。
家でも発音を気にせず母親が英語で話しかけるというのが重要みたいです。

ちなみに我が家の子供たちも小さい時からDWEやディズニーチャンネルのアニメしか観せていなかった為、
日本のアニメなどのテレビに全く興味を示しません。

プリキュアや妖怪ウォッチを観せても、ほとんど反応なしなのに、「フルハウス」が観たいと勝手にDVD観ています。小さい頃って親が与えた環境によって興味を持つものって変わっていくんだなと実感しています。
幼稚園ではお友達がいろいろテレビの話を教えてくれるようで、特に困ることはないみたいです。

いっぷくの特集をみて、すぐに購入しました。

純国産のバイリンガルの育て上げ方が、一般人の私にもできるんじゃないかと感じました。

大抵、お母さんがハーフとか、お父さんの会社の関係で海外に何年か住んでいた的な話が多い中、
これは、ごく普通な方のやり方なので、おすすめです。

最初は駆け足で、2度目はじっくりと読みました。
3ナイ主婦などではありません。
強い意志、行動力、そして深い愛情があふれていて「3アリ主婦」と呼びたいです。
残念なのは、我が子がもう大学受験を控える年齢であるということ。
せめて本のお子さんより年下であったなら、実践したいと思わせるヒントが満載です。
英語育児に興味のある方、子育て世代の方におすすめできる本です。

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