ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女 (朝日ノベルズ) の感想
参照データ
タイトル | ミニスカ宇宙海賊8 紫紺の戦魔女 (朝日ノベルズ) |
発売日 | 2012-04-20 |
製作者 | 笹本 祐一 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784022739858 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
シリーズの8作目.物語はこの巻単独となりますが,時間や場所は前の巻からの続きからはじまるため,
そのあたりの説明がなく進む序盤は,この巻が初めてとなるといささか戸惑ってしまうかもしれません.
その物語は,宇宙や宇宙船ではなく,ヒロインらが暮らす星に戻ってからがメインとなって進みますが,
星系の成り立ちや歴史など,全体的に『説明』が多く,丁寧ながらもいささか退屈なのは否めないところ.
それらが物語に効いてくればまだよいのですが,肩すかしの結末など,それほど…というのがまた残念です.
また,サブタイトルに登場の『戦魔女』にしても,冠されるほどの活躍や印象を残したとは言いがたく,
どちらかと言えば,敵役だった男の方が,その狡猾な立ち振る舞いも含めて目立っていたように感じられ,
先の『説明』も含め,次巻以降への布石なのだとしても,この巻としての『締め』はやはりほしかったです.
なお,あとがきには『アニメ放送を見守る原作者の日記』として,放映中のテレビアニメの裏話がチラホラ.
タイトルが変更になった理由,そして新しいタイトルに決まった経緯なども,おかしく(?)綴られています.
そのあたりの説明がなく進む序盤は,この巻が初めてとなるといささか戸惑ってしまうかもしれません.
その物語は,宇宙や宇宙船ではなく,ヒロインらが暮らす星に戻ってからがメインとなって進みますが,
星系の成り立ちや歴史など,全体的に『説明』が多く,丁寧ながらもいささか退屈なのは否めないところ.
それらが物語に効いてくればまだよいのですが,肩すかしの結末など,それほど…というのがまた残念です.
また,サブタイトルに登場の『戦魔女』にしても,冠されるほどの活躍や印象を残したとは言いがたく,
どちらかと言えば,敵役だった男の方が,その狡猾な立ち振る舞いも含めて目立っていたように感じられ,
先の『説明』も含め,次巻以降への布石なのだとしても,この巻としての『締め』はやはりほしかったです.
なお,あとがきには『アニメ放送を見守る原作者の日記』として,放映中のテレビアニメの裏話がチラホラ.
タイトルが変更になった理由,そして新しいタイトルに決まった経緯なども,おかしく(?)綴られています.