AKB48白熱論争 (幻冬舎新書) の感想

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タイトルAKB48白熱論争 (幻冬舎新書)
発売日2012-10-24
製作者小林よしのり
販売元幻冬舎
JANコード登録されていません
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購入者の感想

政治にも、経済にも、ましてや自分の日々の生活にも、
とくに直結しないことだからこそ、こんなに楽しく真剣に語ることができるのかもしれない。

私はAKBのファンではないです。
よって議論に加わるというよりは、
いいおっさん4人が10代前半~のアイドルについて、
口角泡を飛ばして議論しているのが大変おもしろく、
楽しく読ませていただきました。

男は基本的にいくつになってもスケベで、ロリコンで、バカだということです。
※自分も含めて

いくら理論武装してAKBを語り、
「アイドルとは現在の巫女だ」
「地方への移籍は貴種流離譚」
「システム論としてのAKB」
とか言ったところで、
要は女の子に握手してもらってぽ~っとなっているだけのこと。
だけどそれが面白い。

政治、経済、思想、宗教といったテーマは、
語る人間の「立ち位置」であったり「姿勢」であったり、「商売」を意識して、
鎧や仮面をかぶって語らざるを得ないが、
「誰ちゃんがかわいい」といった中高生男子の下校途中の会話なので、
パネリストの素が見えていて面白い。

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