植物世界のサバイバル1 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ) の感想

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タイトル植物世界のサバイバル1 (かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)
発売日2014-10-07
製作者スウィートファクトリー
販売元朝日新聞出版
JANコード9784023313378
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

現在ゲームなども含めて使用されている日本のアニメ作画の約六~七割程は韓国の下請けアニメ作画製作会社に依頼して外注しているそうです。それくらい韓国のアニメ作画技術は飛躍的に向上しました。1990年代に韓国政府が通称「メディアの塔」というビルを建て
そこに機材を詰め込み、
貸出にしてアニメ産業の育成を国を挙げて取り組み始めました。

申請すると何月から何月までというふうに期間を限ってスタジオを借りることができて最新の機材を安く使えるのです。

そこでアニメやゲームを作ります

しかし、アニメを大々的にプロデュースできる、たとえば、日本で言うならば徳間書店とか東映、或いは宮崎駿みたいな会社や人がいないのです。

それで、海外の下請けをしながら
徐々にオリジナルの製作をしています。

最近では、韓国や中国でヒットするアニメなんかも作られるようになりました。
韓国アニメは世界シェアをだんだん浸食してきています。 
それは漫画の作画技術にもとうぜんいかされているものらしく、絵のレベルは素晴らしいと感心しました。
ただ、まだまだコマ展開がこなれていない点などは改善の余地があると思いましたし、ヒロインのカジツちゃんがテコンドーの達人であるにも関わらず,その設定がほとんど活かされていない部分などは気になりました。もう一歩踏み込んで仕上げてほしいです。
あと、これは細かいことですけど主人公のジオ少年が得意げになるシーンで鼻が伸びる場面が出てきます。
韓国では『増長して得意げになる』記号的表現で『天狗になる』とか鼻が伸びるというのは一般的に普及しているのか?天狗伝説は朝鮮半島にも普及しているのか?と思いましたけど、
鼻が高い、などの意味は韓国でもほぼ同じですが、日本と違って韓国には天狗伝説は無いみたいですね。
天狗伝説は猿田彦の伝承や修験道、仏教のガルーダなど様々な要素が絡み合って日本で成立したものであるようです。

  鼻が高い(誇らしい)
  鼻(っ柱)が強い
  鼻がつきあがる(得意げになる)
 

小学六年生と四年生の息子がこのシリーズにはまっています。漫画でわかりやすく表現されているのでおすすめです!解説もあり、六年生にも好評です。

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