呪い完全マニュアル の感想

タイトルの「呪い」を「のろい」と読んだかたが多いと思いますが、この本においては「まじない」と読みます。様々な願望を叶える為の本ですのでご注意を。それから「マニュアル」という言葉について、内容のイメージと比べてしっくりきていないような気がします。著者は七十有余年「行（ぎょう）」を積まれたかたです。「行法」という言葉がピッタリくる、本格的な（和風!?）呪術の本になっています。
６８の呪法が紹介してあるのですが、健康・病気に関するものがとても多いです。喘息、神経痛、頭痛不眠冷え性、高血圧低血圧、ギックリ腰、痔、糖尿病（を治す）などなど…。該当するものがなければ、「極悪病魔を退散させる秘法」というのもあります。紹介してある呪法は、呪符を書くだけ…ではありませんが、真剣に達成を望むなら誰にでもできる内容です。健康を守り、病気に打ち勝つ呪法を探されているかたには、特にお勧めです。