日本人はいつ日本が好きになったのか (PHP新書) の感想

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タイトル日本人はいつ日本が好きになったのか (PHP新書)
発売日販売日未定
製作者竹田 恒泰
販売元PHP研究所
JANコード9784569814407
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

 著者の竹田さんは、2010年に「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」(PHP新書)を上梓されましたが、それは竹田さんが「日本人は日本のことが嫌い」という世相を感じただけでなく、それを裏付ける統計的データを目にしたことが執筆の動機だったそうです。
 それから、3年程度しか経過していませんが、その風向きが変わって、遂に日本人が日本を好きになっていることに気付いたそうです。その原因を分析したのが本書です。
 竹田さんは、日本人が好きという人が増えてきたのは、平成23年に起こった東日本大震災、そして、日本の領土問題(北方領土、竹島、そして、尖閣諸島)の影響が大きいと考えています。・・・昔から、国家が大きな危機に陥った時には、だいたい愛国心が高まるものですが・・・
 また、日本人が好きだといえなくなった原因は、GHQの占領政策、戦後の教育改革、日本国憲法にあると考えています。
 そして、日本人が日本人としての誇りを持ち、日本国を愛するためには、教育体系の改革、日本国憲法の改正(特に第九条)、そして、諸外国に謝り続ける謝罪外交の終焉が必要不可欠だと考えています。
 さらに現在問題になっているのは、中国と韓国の問題です。しかし、中国、韓国は同列で論じられていますが、これは全く別の問題です。国力、経済力を取り上げても両者は大きくかけ離れています。
 中国のGDPは、日本を追い抜きましたが、韓国のそれは、日本の1/5、東京のそれより小さいのが現実です。
 竹田さんは中国とは細心の注意を払いながら「近所付き合い程度」の距離を保つことが肝要で、韓国とはよほどの理由がない限り付き合わないのが得策と結論付けています。
 そして、経済一辺倒で滅亡したカルタゴの轍を踏まず、まっとうな教育が施されるようになり、憲法九条を改正し、敗戦のコンプレックスから抜け出し、未来の青年たちが、日本人であることの誇りと、国を愛する心を持つようになったら、日本は輝きわたる と考えています。 
 確かに、日本の教育はどこかおかしいですし、憲法第九条は実情に合っていません。納得できる考え方も多いですが、外交面はどうなのでしょうか?いろいろ考えさせられます。
 なお、私が購入した本には、竹田恒泰

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