荘子 第1冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1) の感想
参照データ
タイトル | 荘子 第1冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 荘子 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784003320617 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
始めて読んだのはもう二十年以上前になります。「北冥に魚有り…」で始まる冒頭部分から、そのあまりにも壮大な、宇宙的ともいえるスケールにぐいぐい惹きつけられていきました。
その時読んだのは中公文庫の森三樹三郎訳のものでしたが、現在は文庫では手に入らないようです(但し中公クラッシックスで入手可。詳しい解説もついていて、これもまた素晴らしいものです)。
文庫というコンパクトで安価な形態ではこの岩波文庫版が読み下し文・原文も収録されていることもあってオススメです。
全4冊となっていますが、外篇・雑篇は荘子の作ではないとされ、内容も荘子本来の思想から離れてしまっているものが多いので、まずは荘子の思想のエッセンスが詰まった内篇(第1冊)だけでも読んでみてください。今から2300年ほど前の中国でこんなことを考えていた男がいたんだ、ときっと感動すると思いますよ。
その時読んだのは中公文庫の森三樹三郎訳のものでしたが、現在は文庫では手に入らないようです(但し中公クラッシックスで入手可。詳しい解説もついていて、これもまた素晴らしいものです)。
文庫というコンパクトで安価な形態ではこの岩波文庫版が読み下し文・原文も収録されていることもあってオススメです。
全4冊となっていますが、外篇・雑篇は荘子の作ではないとされ、内容も荘子本来の思想から離れてしまっているものが多いので、まずは荘子の思想のエッセンスが詰まった内篇(第1冊)だけでも読んでみてください。今から2300年ほど前の中国でこんなことを考えていた男がいたんだ、ときっと感動すると思いますよ。