スグに使えるEQレシピ DAWユーザー必携の楽器別セッティング集 （CD-ROM付き） の感想

DAWで使うであろう色んな楽器のEQ調整方法が具体的に載っています。
ドラムだけでもそれぞれの音、例えばバスドラだったりスネアだったりタムだったり…それぞれにどんなEQ調整をするとどんな音になるのかが写真と文章で判りやすく説明されています。
勿論ドラムだけではなく、パーカッション、リズムマシーン、Eギター、Aギター、Eベース、ピアノ、キーボード、ボーカル、ストリングス、ブラス等、それぞれの楽器がそれぞれの章にわかれて書かれている為、必要な項目が探しやすいのもgoodです。
ジャズ風な響きにするには…ロック風には…など、様々なジャンルに対応しているため、DAWをする全ての人にオススメできると思います。

今まで色々なEQに関しての本を読んできましたが、この本が一番初心者に理解しやすいように書いてあると思います。 当方もDAWを5年ほどやっていますが、EQ、コンプレッサ等、クオリティーを上げるためには様々な知識が必要で、色々な本を見てみました。
しかし「じゃあ、この時はどうするのか」と、いう壁を常に感じていました。

この本に書いてある様々なEQ調整を繰り返していくことによって、それを基礎とし、将来的に自分なりのEQ調整方法を生み出していくこともできるかと思います。

基礎を知る為、EQ調整の方向性を知る為の指針として本当にオススメします。
CDーROMにEQ加工前後の音がWAVデータで収録されています。 個人的には「CD」で良かったのではないかとも思います。

これからDAWをはじめる方、EQ調整がイマイチ良く解らない方、試しに読んでみることを強くオススメします!