蒼い時 文庫編集部 (集英社文庫 126-A) の感想
参照データ
タイトル | 蒼い時 文庫編集部 (集英社文庫 126-A) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山口 百恵 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087510560 |
カテゴリ | エンターテイメント » 音楽 » J-POP・日本の音楽 » 歌謡曲・演歌 |
購入者の感想
文庫版のレビューとしては不適切な内容かもしれません。何卒お許し下さい・・・
本書は文庫ではなく、是非ともハードカバーの単行本で読んでいただきたい。
巻末のあとがきが、山口百恵さん自身の手書き原稿を印刷したバージョンになっていますから。
万年筆による文字の美しさ、その硬質な筆致に思わず「うおっ!?」と驚嘆するはず。
(むぅぅ、彼女は21歳で引退したのではなく71歳で引退したのか?)
(おいおい、女性ではなく男性だったのか?)
そんな錯覚を抱かせてくれるほど威厳と風格に満ちた力強い文字です。
これを見るだけでも買う価値が十分あります。
山口百恵という人物が残した表現は「演技」や「歌」だけではありません。
実は「書」も残していたんです。
400字原稿用紙にして15枚。
この15枚のあとがきこそが、山口百恵を伝説にしたのかもしれない。
眺めていると、そんな気さえしてきます。
頑固なまでに人間らしく生きることを選択した、21歳の女性。
「書」には、ストレートに彼女の本質が体現されているのではないかと思います。
内容に関しては、レビューのタイトルにつきます。
山口百恵にまったく興味のない方でも、絶対に読んで損しません。
さまざま章に描かれた緻密な女性心理の綾に、ただただ呆然として、文学的な筆力に圧倒されて下さい。
様々な女流文学を読んでいますが、これほど目からウロコが落ちた事はありません。
本書は文庫ではなく、是非ともハードカバーの単行本で読んでいただきたい。
巻末のあとがきが、山口百恵さん自身の手書き原稿を印刷したバージョンになっていますから。
万年筆による文字の美しさ、その硬質な筆致に思わず「うおっ!?」と驚嘆するはず。
(むぅぅ、彼女は21歳で引退したのではなく71歳で引退したのか?)
(おいおい、女性ではなく男性だったのか?)
そんな錯覚を抱かせてくれるほど威厳と風格に満ちた力強い文字です。
これを見るだけでも買う価値が十分あります。
山口百恵という人物が残した表現は「演技」や「歌」だけではありません。
実は「書」も残していたんです。
400字原稿用紙にして15枚。
この15枚のあとがきこそが、山口百恵を伝説にしたのかもしれない。
眺めていると、そんな気さえしてきます。
頑固なまでに人間らしく生きることを選択した、21歳の女性。
「書」には、ストレートに彼女の本質が体現されているのではないかと思います。
内容に関しては、レビューのタイトルにつきます。
山口百恵にまったく興味のない方でも、絶対に読んで損しません。
さまざま章に描かれた緻密な女性心理の綾に、ただただ呆然として、文学的な筆力に圧倒されて下さい。
様々な女流文学を読んでいますが、これほど目からウロコが落ちた事はありません。