数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜 の感想

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参照データ

タイトル数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜
発売日販売日未定
製作者ハンス・マグヌス エンツェンスベルガー
販売元晶文社
JANコード9784794964540
カテゴリジャンル別 » 科学・テクノロジー » 数学 » 一般

購入者の感想

期待して買いましたが、私には今ひとつでした。
多分、これを読んで面白いと思う人は、もともと数学のセンスがあるのにどこかで踏み間違えた人なのでしょう。
本当に数学の面白さが理解できない人間も世の中にはいて、そちらの側の人間からすると、「…それで何?」というような内容の本です。
翻訳は上手で、読み物としてはよくできているなと思いました。

 子供向けの数学教室。会話文主体の絵本。評判通り面白い本だった。子供向けの名著は大人が読んでも面白い。こういう本こそ大人は読むべきだ。

 算数嫌いの小学生ロバートの夢に夜な夜な現れる数の悪魔。悪魔は次々と数の不思議をロバートに示す。1、0、素数、無理数、三角数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、順列・組合せ、無限・収束、黄金比、オイラー標数、証明…。

 子供向けの本だから小難しい話は一切なし。数学的概念を理解させようとする本ではなく、数の世界の不思議さを感じさせ、数と遊ぶ楽しさを教えてくれる本。映像化したら本当に良い教材になるだろうと思う。パスカルの三角形がこんなに面白いとは知らなかった。

 著者はドイツの詩人で、数学者ではないそうだ。数学者でなくても、こんな風に数と遊ぶことができるのだ。

私は高校生ですが、数学がさっぱり苦手です。
来年度は大学受験があるので、「どれ、数学嫌いを克服してやるか」と
『数学が好きになる』類の本を学校の図書室で探してみましたところ、
この本に行き当たりました。どう考えても高校生向けではないので、意味ないかしらと躊躇しましたが、絵がすごくかわいいし、色彩もいいし、本文の文字もでかくて宜しいと思えたので
借りて読んでみました。
内容は、小学校や中学校で習う数列とか素数とか無理数などの
「数の性質」の紹介を主体としています。
こんなのも教えてもらったなあと懐かしく感じました。この本を読んで深い知識を得ることはできないとは思いますが、数ってやっぱり不思議で奥が深いんだなあと
興味・関心をもつことはできるでしょう。
それに、この本は会話形式のストーリー仕立てなので、
わりにすんなり読めると思います。この本を読んでなんとなくほっとするのは、
「寝る」「夢」「子供」などのテーマや、
ほのぼのした雰囲気に自然と癒しを得るせいでしょう。
私はこの本が好きだと思います。

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