パシフィック・リム [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | パシフィック・リム [Blu-ray] |
発売日 | 2014-07-09 |
監督 | ギレルモ・デル・トロ |
出演 | チャーリー・ハナム |
販売元 | ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント |
JANコード | 4548967091274 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション |
購入者の感想
男児心をくすぐる存在である「ロボット&怪獣」へのこだわりと
2010年代の娯楽映画テクノロジーが結集することによって生まれた
「趣味人系SF映画」界のヒーローであります。
(東西文化が入り交じったキャラクター造形&ストーリーとなっている点も見逃せません。)
2010年代の娯楽映画テクノロジーが結集することによって生まれた
「趣味人系SF映画」界のヒーローであります。
(東西文化が入り交じったキャラクター造形&ストーリーとなっている点も見逃せません。)
2013年8月、突如、太平洋の深海の裂け目から巨大生物「KAIJU」が現れ、街を破壊し出す。人類は、KAIJUに対抗するために、巨大ロボット、「イェーガー」を開発し、KAIJUを倒し始める。KAIJUとの死闘が続く2020年2月、またしてもKAIJUが現れ、ローリー(チャーリー・ハナム)とヤンシー(ディエゴ・クラテンホフ)のベケット兄弟が、イェーガーに乗って出撃する。いつものように、難なくKAIJUを退治出来るかに見えたが、隙をつかれて反撃に遭い、ヤンシーが命を落としてしまう…。
幻想的でグロテスクな味付けのファンタジー作品が多いギレルモ・デル・トロ監督が、自身の(特に日本製の)巨大怪獣ものとロボットものに対する思いのたけをぶつけ、映像化したSF特撮大作。日本劇場公開当初は、それほど注目されなかったが、次第に口コミで面白さが伝えられ、主として、中高年男性客の支持を得た。現段階で(2014年)、続編の製作が決定している(配給は、ワーナーからユニバーサルに変更)。
映画評論家・映画監督のピーター・ボグダノヴィッチの映画評論集『ハリウッド・インプレッション―映画、その日その日。』の中で、彼は、親交のあったオーソン・ウェルズの興味深い発言を紹介している。
「オーソン・ウェルズは新手の監督たちは―その多くは映画学校を出ている―子供の頃、好きだった映画をリメイクしているだけだ、と喝破した。驚くほど的確な評価―今日の映画の大部分は人生経験もほとんどなく、古い映画やテレビの他に参考にするものをほとんど持っていない若い人間によって作られている。―以下略」(P359-P360)
幻想的でグロテスクな味付けのファンタジー作品が多いギレルモ・デル・トロ監督が、自身の(特に日本製の)巨大怪獣ものとロボットものに対する思いのたけをぶつけ、映像化したSF特撮大作。日本劇場公開当初は、それほど注目されなかったが、次第に口コミで面白さが伝えられ、主として、中高年男性客の支持を得た。現段階で(2014年)、続編の製作が決定している(配給は、ワーナーからユニバーサルに変更)。
映画評論家・映画監督のピーター・ボグダノヴィッチの映画評論集『ハリウッド・インプレッション―映画、その日その日。』の中で、彼は、親交のあったオーソン・ウェルズの興味深い発言を紹介している。
「オーソン・ウェルズは新手の監督たちは―その多くは映画学校を出ている―子供の頃、好きだった映画をリメイクしているだけだ、と喝破した。驚くほど的確な評価―今日の映画の大部分は人生経験もほとんどなく、古い映画やテレビの他に参考にするものをほとんど持っていない若い人間によって作られている。―以下略」(P359-P360)