まんがで読む古事記第3巻 の感想
参照データ
タイトル | まんがで読む古事記第3巻 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 久松 文雄 |
販売元 | 青林堂 |
JANコード | 9784792604332 |
カテゴリ | 古典 » 日本の古典 » 古代・中世文学 » 古典文学研究 |
購入者の感想
いよいよ中巻(なかつまき)に入ります。
神代から人代に入るので、これまでのように登場人物が不思議な力を
使うことはなくなりますが、神の子孫ということで神様が間接的に助けてくれ
ます。かの有名なヤタガラスも登場。いわゆる欠史八代の実在説・非実在説
について、双方の主張を客観的に紹介したまとめも見所です。
今回は歌(和歌)が入るシーンが多いのですが、コマの中でさりげなく歌う表現に
なっているので物語がぶつ切りにならず非常にすっきりと読むことができます。
歌の現代語訳は巻末についているので読み手の好きなタイミングで訳の確認が可能。
2巻でも歌が登場しましたが、見開き1ページで原文と訳を全て表示させていたので
読みづらく、物語への感情移入も途切れてしまったので3巻の形式は良い改良点だと
思います。
全巻通じて登場人物が多すぎるので仕方ありませんが、同じような顔が何度も登場する
ことになります(笑)とはいっても話ごとに主人公級の顔が同じというだけで、悪役や
主人公級を助ける兄弟の顔などはバラエティーに富んでいます。神代と違って
人ならではの人間味ある話が切ない巻です。次巻も楽しみです。
神代から人代に入るので、これまでのように登場人物が不思議な力を
使うことはなくなりますが、神の子孫ということで神様が間接的に助けてくれ
ます。かの有名なヤタガラスも登場。いわゆる欠史八代の実在説・非実在説
について、双方の主張を客観的に紹介したまとめも見所です。
今回は歌(和歌)が入るシーンが多いのですが、コマの中でさりげなく歌う表現に
なっているので物語がぶつ切りにならず非常にすっきりと読むことができます。
歌の現代語訳は巻末についているので読み手の好きなタイミングで訳の確認が可能。
2巻でも歌が登場しましたが、見開き1ページで原文と訳を全て表示させていたので
読みづらく、物語への感情移入も途切れてしまったので3巻の形式は良い改良点だと
思います。
全巻通じて登場人物が多すぎるので仕方ありませんが、同じような顔が何度も登場する
ことになります(笑)とはいっても話ごとに主人公級の顔が同じというだけで、悪役や
主人公級を助ける兄弟の顔などはバラエティーに富んでいます。神代と違って
人ならではの人間味ある話が切ない巻です。次巻も楽しみです。