電子書籍で1000万円儲かる方法 の感想

儲かる方法と言うよりは儲かった人達の飲み屋話。
専門用語が多く、描いてある事の５０％は理解出来無い
為になるようで為にならない特殊な人達が読む本です。

Kindle１００円セールで買ったから文句はないケド
コレを１，０００円で価格設定されては…

出版にいたるまでの適切な方法と流れ、そして、拡販のためのノウハウがほしくて買いましたが、内容が、ただの対談本でした。
他の方も書いおられますが、1000万円儲けるためのノウハウ本、ではなく、1000万円もうけた人間の対談本です。
しかも、対談の内容が薄くて、マンガ業界に興味のない人間には、つまらなかったです。

電子書籍で儲かる方法というよりは、ダラダラと二人で漫画業界の過去とこれからの話を交わしているといった感じで、本の題名を変えたほうがいいと思いました。純粋に、マンガ以外の電子書籍出版のノウハウが学べると思った読み手からすると、ちょっとガッカリ。

正確には「…儲かる方法」では無く「…儲けた方法」だ。それは先行者利益云々という意味ではない。マンガに限らずコンテンツを創造する多くの人にとってどう読み手に届けるか？という成功事例の話だ。

最近、iPad版Kindleのおかげで書店で本をウォッチして、その場でAmazonで検索、Kindle版があれば購入なければ欲しいものリストに入れるという事が多くなった。Amazon以外の電子書籍ストアでは既に電子化されているという場合もあるのだがKindle待ちになる。本棚が別になるのが嫌だからだ。

電子書籍元年と言われて一体何年たったのか？今後新しい成功事例が集まる事で既存のビジネス構造が早く変わる事を祈っているのだ。