ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則 の感想

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タイトルブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則
発売日販売日未定
製作者デービッド・アーカー
販売元ダイヤモンド社
JANコード9784478027592
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » マーケティング・セールス 全般

購入者の感想

今年はひさびさにブランド本の花盛りの年だった。本書をはじめとして『ブランド戦略全書』、『デュアルブランド論』、『グッチの戦略』、『この1冊ですべてわかる ブランディングの基本』などである。本書はこれらの本のなかでも、「正統」な地位をもった本であり、まず手にとるべき本だと思う。

ブランド・アイデンティティ、ブランド拡張、ブランド・ポートフォリオなどなど、
これまで幾多の著書で、ブランドに関する新しい概念を示してきたアーカー
教授の集大成ともいうべき「ブランド」論。
ブランドを売り上げを伸ばすための単なる「戦術」としてではなく、未来の成
功を掴むための「戦略」としてとらえ、そのための原則を20の項目にまとめ
て詳説している。
ブランドマネジメントの研究分野が、一般的に認知されて四半世紀。まだま
だ上記のような「戦術」として理解する企業人は多い。そのため、売上に貢
献しなければ、即座に失敗したと決断してしまい、未来の成功の種子を奪
ってしまう愚を犯す。こうした愚行に警鐘をならすに十分な説明と、それを
裏付ける豊富な事例が満載だ。
ブランド・アイデンティティ、ブランド拡張、ブランド・ポートフォリオといった概
念を既知のものとして書かれているので、アーカー教授の著書を始めて読
む人には、行きつ戻りつ精読することになるだろう。それでも、ブランドマネ
ジメントの責任者はもちろん、ブランドを理解したい多くの社会人にとって、
大いなる学習になるのはいうまでない。

アーカー教授・阿久津先生の訳もついにこの域まで到達したか!って感じです。
凡人には中々理解しにくい形容詞や単語が頻繁に登場するのは相変わらずですが、今までの本の中では一番”腹に落ちる"表現をされています。
デザイナーの方々や、広告代理店系のブランドの本のほうがしっくりくる方にも、このアーカー教授の本ならお勧めできます。
例題として事例が沢山掲載されていますが、そのまとめとしての比喩がものすごく共感できます。

パーソナルブランディングのような個人的なものでも、
会社・商品規模というようなブランディングの仕方など、
他者競合と差別化する際に、
どうしたら良いかの参考になる本です。

内容としては、
そういったブランド戦略をこれからやろうとする、
もしくは必要性を感じている
経営者層やマーケッターなど、
ブランド初心者の方々に対して
わかりやすく書かれている本と言えます。

初心者向けなので、
別段、難しいことが書かれているわけではありません。
ちなみに著者は、こういったブランド研究をしている
教授の方でデータ・学術的に書かれていますが、
難しいわけでなく、データがありますので、
信憑性がしっかり出ていると感じました。

仕事でブランド構築したい方には
良いと思います。

合わせてマーケティング関連の本や商材で
勉強するとなお効果的だと思います。
ビジネスの売上を爆発的に伸ばす集客方法。1度に110人が受講した石武丈嗣の集客心理セミナー(一発屋ではなく、継続的に稼ぐにはどうしたら良いのか?クレーム数ゼロの満足度100%セミナー) [DVD]
そういった意味では、上記の商材のような
マーケティング商材と相性が良いと感じました。

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