回帰線 の感想
参照データ
タイトル | 回帰線 |
発売日 | 1991-05-15 |
アーティスト | 尾崎豊 |
販売元 | ソニー・ミュージックレコーズ |
JANコード | 4988009191126 |
Disc 1 : | Scrambling Rock’n’Roll Bow! Scrap Alley ダンスホール 卒業 存在 坂の下に見えたあの街に 群衆の中の猫 Teenage Blue シェリー |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
デビューアルバム「17歳の地図」の完成度があまりにも高かった結果、尾崎は自分自身に非常に高いハードルを課してしまったわけだが、彼はそこからさらに奇跡的な成長を遂げ、前作を越えるこんなに素晴らしいアルバムを作ってしまった。
歌われる世界も一気に広がって、学生から大人まで楽しめるアルバムになった。人生の岐路で迷ったときにこのアルバムを聴きたくなる人は多いであろう。
しかし、こんなアルバムを10代でつくってしまったことは、世界的にみても、尾崎が早熟の天才であったことを示している。今聴いても、とても未成年の青年が作れる内容じゃないなと感じる。
そのあまりにも鋭敏な感性と、その感性をコントロールできる抑制力がなかったこと、あるいは抑制しようとしなかったことが、結果、尾崎の若すぎる死を招いてしまったわけだが。
「アクセルは常に踏みっぱなし、ブレーキなんてくそくらえ」と突っ走ってしまえる、まさに命がけの気持ちがなければ、こんなに優れた作品はできない。そして、そんな気持ちを持って曲作りに挑むことができたのは、後にも先にも尾崎しかいないだろう。
歌われる世界も一気に広がって、学生から大人まで楽しめるアルバムになった。人生の岐路で迷ったときにこのアルバムを聴きたくなる人は多いであろう。
しかし、こんなアルバムを10代でつくってしまったことは、世界的にみても、尾崎が早熟の天才であったことを示している。今聴いても、とても未成年の青年が作れる内容じゃないなと感じる。
そのあまりにも鋭敏な感性と、その感性をコントロールできる抑制力がなかったこと、あるいは抑制しようとしなかったことが、結果、尾崎の若すぎる死を招いてしまったわけだが。
「アクセルは常に踏みっぱなし、ブレーキなんてくそくらえ」と突っ走ってしまえる、まさに命がけの気持ちがなければ、こんなに優れた作品はできない。そして、そんな気持ちを持って曲作りに挑むことができたのは、後にも先にも尾崎しかいないだろう。