加藤隼戦闘隊【期間限定プライス版】 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 加藤隼戦闘隊【期間限定プライス版】 [DVD] |
発売日 | 2013-08-02 |
監督 | 山本嘉次郎 |
出演 | 藤田 進 |
販売元 | 東宝 |
JANコード | 4988104078261 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 日本映画 » アクション |
購入者の感想
戦争末期の作品なのでどんな内容かと思ったが、一人の人間を英雄視することなく、その人物像を浮き上がらせる事に成功している点がよかった。
最初の15分程は正直ちょっと退屈したが、話が進むにつれてテンポがよくなり、最後まで飽きさせる事がなかった。主役の藤田進は軍人役を演じればピカ一で、この映画の成功の半分は彼の優れた演技力にあると思う。
私は当時の戦闘機には特に興味はないのだが、やっぱり実物で撮影されると迫力が違う。それに加えて撮影のためアクロバット飛行をするパイロットの腕前はさすがに素晴らしいと感じた。資料的にも価値のある作品であろう。
途中で写し出される落下傘部隊にも驚いた。火炎放射器などはアメリカしか所有していないものだと思っていたが、ちゃんと日本にもあったし、その実物を写しているのもすごい迫力だ。
日本の戦中の戦争映画は悲劇的なものが多いが、これもラストは物悲しく終わる。うすっぺらい偶像崇拝ではないところが深みを出している。
ただ、加藤建夫という人物が、本当にこんなモーレツキャラの持ち主だったとしたら、ちょっと自分の上司にはしたくないなあというのが本音のところだ。(笑)
最初の15分程は正直ちょっと退屈したが、話が進むにつれてテンポがよくなり、最後まで飽きさせる事がなかった。主役の藤田進は軍人役を演じればピカ一で、この映画の成功の半分は彼の優れた演技力にあると思う。
私は当時の戦闘機には特に興味はないのだが、やっぱり実物で撮影されると迫力が違う。それに加えて撮影のためアクロバット飛行をするパイロットの腕前はさすがに素晴らしいと感じた。資料的にも価値のある作品であろう。
途中で写し出される落下傘部隊にも驚いた。火炎放射器などはアメリカしか所有していないものだと思っていたが、ちゃんと日本にもあったし、その実物を写しているのもすごい迫力だ。
日本の戦中の戦争映画は悲劇的なものが多いが、これもラストは物悲しく終わる。うすっぺらい偶像崇拝ではないところが深みを出している。
ただ、加藤建夫という人物が、本当にこんなモーレツキャラの持ち主だったとしたら、ちょっと自分の上司にはしたくないなあというのが本音のところだ。(笑)