空の境界 the Garden of sinners(1) (星海社COMICS) の感想
参照データ
タイトル | 空の境界 the Garden of sinners(1) (星海社COMICS) |
発売日 | 2011-11-11 |
製作者 | 天空 すふぃあ |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063695014 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
俯瞰風景を完全収録し、殺人考察(前)はちょうど半分まで収録されています。
画力が高く、コマ割りも大胆で読みやすいです。
漫画だからセリフやモノローグが文章ということで、劇場版と小説版の長所を吸収した印象を受けました。
劇場版が娯楽性を上げるためにところどころ脚色したことに対し、
漫画版は原作に忠実でありながら劇場版の良さを踏襲した形です。
『空の境界』という物語を完全にビジュアル化するとこういうふうになるのか、と思いました。
既存のファンにもうれしい小ネタがあり、同人誌版未来福音で登場した安藤由子らしき人影が俯瞰風景の中で描かれているというのもおもしろい。
しかも原作と劇場版をなぞるだけでなく、漫画版独自の魅力を持とうとしている作者の姿勢にも好感が持てます。
主人公の両儀式を武内崇でもなく、須藤友徳でもない、天空すふぃあならではの式として描いていることがおもしろい。
連載開始時は式のジャンパーが本書の表紙よりも「黒」で描かれていました。
漫画のほうでも、どちらかというと赤というより黒として描いているように見えます。
黒いジャンパーの式もこれはこれで、かなりアリです。
魔眼の表現も劇場版とは微妙に違うし、死の線は、劇場版とも『真月譚月姫(佐々木少年著)』とも違う描き方です。
難点は章と章の間に黒ページを挟んで区切ってほしかったことと、
WEB掲載時に彩色されていた部分が白黒になっていること。
コストと売りやすさを考えれば当然のブックデザインですが、少し落胆したことは否めませんでした。
画力が高く、コマ割りも大胆で読みやすいです。
漫画だからセリフやモノローグが文章ということで、劇場版と小説版の長所を吸収した印象を受けました。
劇場版が娯楽性を上げるためにところどころ脚色したことに対し、
漫画版は原作に忠実でありながら劇場版の良さを踏襲した形です。
『空の境界』という物語を完全にビジュアル化するとこういうふうになるのか、と思いました。
既存のファンにもうれしい小ネタがあり、同人誌版未来福音で登場した安藤由子らしき人影が俯瞰風景の中で描かれているというのもおもしろい。
しかも原作と劇場版をなぞるだけでなく、漫画版独自の魅力を持とうとしている作者の姿勢にも好感が持てます。
主人公の両儀式を武内崇でもなく、須藤友徳でもない、天空すふぃあならではの式として描いていることがおもしろい。
連載開始時は式のジャンパーが本書の表紙よりも「黒」で描かれていました。
漫画のほうでも、どちらかというと赤というより黒として描いているように見えます。
黒いジャンパーの式もこれはこれで、かなりアリです。
魔眼の表現も劇場版とは微妙に違うし、死の線は、劇場版とも『真月譚月姫(佐々木少年著)』とも違う描き方です。
難点は章と章の間に黒ページを挟んで区切ってほしかったことと、
WEB掲載時に彩色されていた部分が白黒になっていること。
コストと売りやすさを考えれば当然のブックデザインですが、少し落胆したことは否めませんでした。