Blackmagic Design シネマカメラ ポケットシネマカメラ マイクロフォーサーズマウント スーパー16センサー 3.5インチスクリーン ブラック 001938 の感想
参照データ
タイトル | Blackmagic Design シネマカメラ ポケットシネマカメラ マイクロフォーサーズマウント スーパー16センサー 3.5インチスクリーン ブラック 001938 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ブラックマジックデザイン |
JANコード | 2724281301585 |
カテゴリ | 家電&カメラ » カテゴリー別 » カメラ » ビデオカメラ |
Blackmagic Design シネマカメラ ポケットシネマカメラ マイクロフォーサーズマウント スーパー16センサー 3.5インチスクリーン ブラック 001938 とは
Blackmagic Pocket Cinema Camera
13ストップのダイナミックレンジを備えたスーパー16センサー、内蔵SDカードへの12bit CinemaDNG RAWやProRes収録。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは小型ながらフィルムライクなルックを撮影できる。本製品はマイクロフォーサーズのレンズマウント、LANCコントロール、オーディオ入力、ヘッドフォン出力、HDMI出力を備えているので、サードパーティ製のレンズや周辺機器を使用することができる。
アクティブ方式マイクロフォーサーズマウント
Blackmagic Pocket Cinema Cameraのアクティブ方式マイクロフォーサーズマウントは、様々な種類のアフォーダブルなcレンズに対応。マイクロフォーサーズの電子制御を使用すれば、Blackmagic Pocket Cinema Cameraのボタンを一押しするだけで、アイリス(絞り)やフォーカスを自動で設定したり、アイリスを1段ずつ調整することができる。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは、フランジバックの短いマイクロフォーサーズマウントを採用したことで、超小型化を実現。
それ以上に重要なのは、マイクロフォーサーズマウントとカメラのスーパー16センサーサイズを組み合わせることで、多様なレンズを使用できるようになったこと。 ネイティブマイクロフォーサーズレンズを使用できるだけでなく、サードパーティのアダプターを使用することで、その他のレンズマウントを使用したり、ビンテージレンズなど広い範囲のマイクロフォーサーズレンズを使用することも可能。
13ストップのダイナミックレンジ
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは13ストップという驚異的なダイナミックレンジをを保有。
通常、ビデオカメラや一眼レフカメラは10ストップ程度のダイナミックレンジしか有していないため、ハイライトがクリップされたり、暗部がつれたりしてしまう。ところがBlackmagic Cinema Cameraでは、窓外の景色のディテールを失わないまま屋内のショットを撮影したり、空を白飛びさせずに屋外のショットを撮影したりすることができる。しかも無償でBlackmagic DesignのWebサイトからダウンロード出来る、DaVinci Resolve Liteを使用すれば、撮影された映像を思いのままにグレーディングすることができる。
RAWとProRes
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは最高品質のビデオコーデックで収録することができます。12bitのLossless CinemaDNG RAWで1080pの動画を収録すれば、ポストプロダクションにおいて映像を非常に柔軟に破綻なく扱うことができる。
また4種類の品質に秀でたProRes コーデック、422 HQ、422、422LT、422 Proxyにも対応。
プロフェッショナル用のスチルカメラで収録されたRAWと同じく、Blackmagic Cinema CameraにおいてRAWで撮影すれば、そのあとにDaVinci Resolveなどで露出ホワイトバランス、シャープネス、サチュレーションなどといった多岐にわたる項目について自由自在に修正を加えることができる。
Lossless CinemaDNG RAWは最高の創造性を発揮する機会をもたらす。
ProResの圧縮コーデックは長時間の収録が可能。ビデオモードを使用して、カメラで処理されたファイルを保存することもでき、フィルムモードを使用して、13ストップのダイナミックレンジを生かして収録し、その後にカラーグレーディングを施すこともできる。圧縮の度合いが強く、ノイズが発生しやすいH.264コーデックと比べて、ProResコーデックはより優れた画質のファイルを提供。
SDカードへの収録
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは家電量販店で購入できるSDカードにデータを記録。SDカードは軽量かつ利便性に優れている。SDカードリーダー搭載のラップトップを使用すれば、素材を容易に転送することができるだけでなく、SDカードの素材を直接編集することもできる。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraでの使用が推奨されるSDカードに関しましては、Blackmagic Designのサポートページ(https://www.blackmagicdesign.com/jp/support)でご確認下さい。
DaVinici Resolve
DaVinci Resolve LiteはBlackmagic Pocket Cinema Cameraにぴったりのソフトウェア。
元々DaVinci Resolveは世界有数の撮影監督やカラリストが映画のルックを最高に仕上げるために使用している。DaVinci Resolveでは素材の管理、編集、カラーグレーディング、出力を一度に完結させることができる。
また、最新版のDaVinci Resolve 11から、メニューがすべて日本語となり、より使いやすくなった。
DaVinci Resolve LiteはBlackmagic DesignのサポートページよりDaVinci Resolve LiteのMac版とWindows版がダウンロード可能。
DaVinci Resolve Lite
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support/
DaVinci Resolveはハリウッドで標準となっているカラーコレクションのソフトウェア。
Resolveに搭載されている数えきれないほどの機能により、Blackmagic Pocket Cinema Cameraで撮影されたクリップのみならず、他の様々なカメラのクリップに対してカラーグレーディングを施せる。
クリエイティブなルックに仕上げることも、パワーウィンドウやHSLクオリファイヤーを使用して映像の中の特定の箇所をグレーディングすることも、あるいは、そこで選択された箇所を3Dトラッキング機能で追跡することも、Resolveなら簡単。
他にもスタビライゼーション、リサイズ、回転、ブラー、シャープネスなど、使用できる機能に限りはない。
インターフェース
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは豊富な入出力端子を装備。HDMI出力はモニターやEVFに接続して使用することができる。外部オーディオ入力のためのステレオマイク入力端子、ヘッドフォン出力端子、LANCコントロール端子も備わっている。Blackmagic Pocket Cinema Cameraは、取り外し可能なニコン製EN-EL20バッテリー、あるいは同梱されるパワーサプライを使用して給電することができる。
購入者の感想
ハンディーカムの映像では物足りなくなってきました。
時代は4Kへ向かっていますが、シネマチックな
分厚い色の乗った絵が撮りたくて、これを買いました。
小難しい話は抜きとして、ラチチュードの広さだとか
微妙な雰囲気というのでしょうか、色合いとかを
求めるのであれば、満足のいくカメラです。出てくる
動画も、最近流行の解像度優先で色乗りの薄い映像
とはまったく異なった次元のものが撮れます。
12bitのRAW(Cinema DNG)で動画がとれますし、
ダイナミックレンジも13ストップありますから、
ラチチュードも広いです。
ただ、撮影後にはカラーグレーディングが必要だし
このカメラ、カードのフォーマットもできません。
電池残量はカウントダウンのように湯水のように
減っていきますので、電池交換も頻繁。
シャッター速度も7種しかないので、各種の
NDフィルターも必須。(バリアブルでもいいですが
いまひとつ、画質が微妙なので、その都度、
適正なものを選ぶのがいいです)
今のデジタル動画で十分にご満足の方には、
強くお勧めするのは間違いと思います。
どうしても、このカメラでしか表現できないものを
求める方、よく理解されている方には、これほどの
安価で高性能なカメラは無いと思います。
シャッターボタンが頑強で、スタート時に
ボタンのクリック音が入りますので、
これを見越して撮影するか、Lancスイッチが
必要です。