日本男子フィギュアスケートFanBook CuttingEdge2013+Plus (SJセレクトムック) の感想

裏表紙は貫禄のダイスケ・タカハシ(エキシナンバー直後?の氷上ワンカット)。
羽生選手のインタは今年6月の国内アイスショー後。
今回本誌インタビュアーの言葉は私の予想を裏切るベタな感じだった。
対して羽生選手は優等生っぽく応答するのかと思いきや、「やっぱりトップ選手の分析力は一味も二味も違うな。」と頼もしい答えっぷり。
羽生選手に関しては、インタ内容が主に世界選手権、チョイスされた写真が既に見たものが多く、自国開催の四大陸選手権に関してほぼスルーなのがけっこう残念でした。
四大陸での羽生選手は、先シーズン中ではふっくらしてリラックスした印象で、こちらもリラックスして観れた唯一の大会だったのに。そして指田郁也さんのインタへと続き羽生結弦祭り16P終了。
続き高橋大輔祭り22P。
こちらは写真のチョイス抜群。
インタは世界選手権帰国間もなくというハードな中、冷静に今シーズンを振り返り、ソチへの展望も緻密に語る、世界のダイスケ・タカハシ。
引退に関してはふれなくてよかったんじゃないかと思いましたが、愛される大輔節で誠実に返答。
続き、高橋&鈴木明子選手の対談。
苦労を乗り越え続けて来たスーパートップお二人の涙あり笑いありのホットな内容。今号で一番印象深い。
続き、荒川静香さんとのトークショー。

先シーズンの男子の戦いっぷりは、ノービスからシニアまで実にドラマチックだったと思いますが、印象深かった選手のインタからはやはりメンタルの成長を伺え、涙ものです。
無良選手のインタにはいつもなぜか癒されます。すごく控えめなんだけれど、包容力あるとゆうか。
中村、佐々木選手はもちろん、田中刑事選手、そして文字通り超新星、ノービス覇者の山本草太選手までがっちり押さえているのに、なぜ町田、織田、小塚選手の単独インタがない???
お互いのスケジュールが合わなかったのでしょうか?この点もかなり残念。